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TL125のスプロケット変更とリアブレーキのオーバーホール [バイク]

  手に入れたTL125を入手した時点では、フロントスプロケットはノーマルの15T、リアは低速重視の58T(ノーマルは54T)になっていた。だから、1stや2ndのギアは低過ぎて街中では使わず、交差点などを曲がるのも3rdで十分。
 電子部品調達の為に名古屋・アメ横へ行く際に国道22を走ると、流れが速いので「エンジンが壊れちゃうんじゃ?」と心配になるほど回さないと追突されそうになる。計算上では5thの5千rpmで57km/hとなり、1千rpm毎に11.5km/h上昇する。
 今の状態でレッドゾーンとの分岐点の8千rpmまで回すと92km/h弱まで出る計算だが、安物メーターの誤差が大き過ぎて実際の速度は良く分からない。分かるのは「エンジンの回し過ぎで壊れるかも」という程度だ。(汗)一応オフを走る前提で入手したけれど、今のギア比では市街地の走行がかなり難しいので、スプロケットを変えることに。
 ネット上を漁ったら、ヤフオクに16Tと54Tが出ていたので、双方を落札した。どちらもノーマルチェーンの428用である。
オークションで手に入れたスプロケットとブレーキシュー
いずれ必要になりそうなので、序にブレーキシューも2セット同時に落札しておいた。

 晴れた日を狙ってTL125を引っ張り出し、路上で作業を始める。
路上でTL125の整備開始
まず、チェーンアジャスターを確認しておく。左側は「8」の位置だ。
TL125のチェーンアジャスターは8の位置
右側を見ると、同じ「8」の位置...あれれっ、少し浮いてる?(汗)
チェーンアジャスター右側は少し浮いていた
まぁ、細かいことは気にしない気にしない。(滝汗)
 フロントはカバーがあるので、それを取り外すことから始める。
フロントスプロケットはカバーの中にある
ボルト3本のうち1本だけが少し長い。
フロントスプロケットカバーはボルト3本で外せる
リアのアクスルシャフトを抜いたら、油分が殆ど無くてしかも真っ黒。
リア・アクスルシャフトは油分が無くて真っ黒
このまま放置していたら、一寸危なかったかも知れない。(汗)ブラシで汚れを落としたら、表面は少し荒れているものの、まぁ普通に使えそうだ。
磨いたアクスルシャフトはまぁまぁの状態
表面をサンドペーパーで軽く均して良しとする。
 フロントスプロケットを取り外してサイズを比べてみると、16Tは一回り大きい。
フロントスプロケットは16Tの方がやや大きい
車体側は金属粉がこびり付いて赤茶けている。
本体側は金属粉で赤茶けている
このままでも問題無いだろうが、軽く汚れを落とした。
汚れを軽く落とした後
タイヤから取り外したリアのドラムブレーキは、シューを動かすカムの軸が錆びているようで動きがとても悪い。
リアのドラムブレーキは錆でカムの動きが悪い
道理でリアブレーキが利かない訳だ。シューは大きく減っているものの、もう少し使えそうなので、今回は交換せずに清掃して再利用する。
シューを外したところ
ブレーキカムも、シューを支持するポールもやや錆ている。何度も水分が浸入したらしく、手でカムを回そうとすると手応えがあって簡単には動かせない。カムを抜いたら、錆で真っ白く粉を吹いたようになっていてグリス溝が見えない。
抜いたブレーキカムは摺動面が錆びていた
カムの穴をボロタオルで拭いてみたが、内部はザラザラ。
カム穴をボロタオルで拭く
このままだとまた直ぐに動きが悪くなりそうなので、180番のサンドペーパーで磨いて滑らかにする。
180番サンドペーパーでカム穴を滑らかにする
磨いたブレーキカムにグリスを塗ってから組み付ける。
ブレーキカムにグリスを塗ってから組み付ける
後は元通りに組み立てて、リアブレーキのオーバーホールは完了である。

 次にリアスプロケットの交換に取り掛かる。今までのスプロケットを固定しているボルトが滅茶苦茶硬く締め込まれていて拙者一人だけでは緩められず、たまたま学校から帰ってきた子供に手伝って貰いながら外す。
リアスプロケットを固定しているボルトは異様に固く締め込まれている
更にスナップリングを外さないと取り外せないが、スナップリングプライヤーは持っていないのでラジオペンチを使って強引に外した。
スプロケットを固定しているスナップリングはラジオペンチで強引に外す
このリングを外すのにかなり梃子摺ってしまった。スナップリングプライヤーもそのうち買って来なきゃなぁ。
 スプロケットを外し、スプロケットを固定しているボルト(正式名称は「ドリブンスプロケットフィキシングボルト」)を抜いてみたら、しっかり錆びている。
スプロケット固定ボルトも錆びている
幸い、面が痩せてしまうほどではないので、ワイヤーブラシで清掃する程度に留め、新しいスプロケットを嵌め込んだ。
 タイヤを組み付ける前に、ブレーキ側と接しているスイングアーム内側の突起(ドラムブレーキパネルの回り止め)も褶動面をグリスアップしておく。
リアブレーキと接する部分をグリスアップ
アクスルシャフト全体にグリースを塗ってからタイヤを嵌める。
グリスアップしたアクスルシャフト
チェーンをスプロケットに掛けてから、フロントスプロケットも嵌める。少しガタがあるけれど、これで正常らしい。
フロント16Tのスプロケットを装着したところ
16Tだと周辺との空間的な余裕がかなり少ない。燃費を考えれば17T辺りも試してみたいところだが、クリアランスが足りない恐れもありそうだ。
 チェーンの遊び具合を調整してからアクスルシャフトとナットを締めるのだが、サービスマニュアルを持っていなくて締め付けトルクが分からないので、予めマジックペンで印を付けておいた位置までボルトとナットを締め込めむ。前後ともスプロケットを替えたので、アジャスターの位置が大きく変わっている。
前後スプロケットを交換後のチェーンアジャスターの位置
これで作業は終了である。
 改めてスプロケットを見ると、フロントもリアもあまり磨耗していないように見える。
今まで付いていた前後のスプロケットはあまり磨耗していない
中古なので以前の使用状態は分からないが、交換してからは大して距離を走っていないようだ。

 早速近所を1時間半ほど走り回ってみた。
 リアブレーキは、素晴らしく利くようになった。今までは全く利かなかったから、「おぉー!利くじゃんっ」と一寸感激した。(笑)
 1stや2ndのギアは相変わらず加速中の単なる通過点という感じだが、二次減速比が3.867から3.375へと12%以上ギア比が大きくなっているので、全体的にエンジンの回転数が抑えられるようになった。特に、県道を60km/h前後で走っている時は以前よりも回転数が低い分、少しだけだが静かになった。まだ国道22を走ってないのでハッキリとは分からないが、流れのは無い道での苦労は軽減されそう。燃費も良くなるだろうから、これからが楽しみだ。
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コメント 2

たま

手をかけたところがうまく改善されると、それだけで乗るのがうんと楽しくなりますね。
スナップリングプライヤーにはトホホな思い出があります。それは、持っているのを知らずにまた買ってしまったというもの。最初いつ、なんのために買ったのか、全然覚えていないんですよ。こういう道具って探していると出てこなくて、買ったとたんにすぐ見つかるんですよね。
by たま (2016-03-16 10:39) 

Rifle

たまさん
古いバイクは手を入れると覿面に動きが良くなるんで、弄ってて楽しいですしね。
使用頻度の低い工具は何処に仕舞ったのか忘れちゃうし、出来れば買わずに済ませたいんですが、今回はスナップリングの反発力がとても強くて外すのに苦労したので、やっぱり買っておかないとまずいかなぁと考えています。
by Rifle (2016-03-16 13:15) 

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