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LEDレフランプの簡単な修理 [電子回路]

 子供に頼まれてネット上で探し当てたLEDレフランプは、4つのうち1つが点灯しない初期不良だった。
点灯しないLEDレフランプ
購入先に問い合わせたら「直ぐ動作確認済み品をお送りしますので、不動品はそちらで廃棄して下さい」と丁寧な連絡が入り、翌日動作品が送られてきた。
 「どうせ捨てるのなら」と分解してみることに。

 E26口金の上にある白い樹脂部品は3つのネジで固定されているだけで、それ以外にネジは見当たらない。
白い樹脂部品にネジ穴がある
ネジを外すと、内で赤い配線が浮いているのが見えた。
内部で赤い線が浮いている
「これって、単に外れただけじゃないかな?」黒い線はどこかに繋がっているようで、これ以上基板を外に引き出せない。そこで、発光側の半透明樹脂部品を外すとLEDの基板が出て来た。ちなみに、この樹脂部品はボンドのようなもので接着されていた為、外すのに随分と苦労した。
内部のLED基板が見える
線が何も繋がっていないハンダの部分が一ヶ所ある。恐らくハンダ付けがいい加減で赤い線が輸送中の振動か何かで外れたんだろう。
 内部の基板はスイッチング電源回路で、AC100Vから直接DCに変換しているようだ。
ランプ内部の電源回路基板
その基板がガタつかないように、紙を丸めた緩衝材が入っていた。
基板の固定は丸めた紙だった
外れていた赤い線をハンダ付けする。
外れていた赤い線をハンダ付けしたところ
元通り組み立てるが、半透明の部品には端の方に浅い溝が入っていて、一寸強く本体に押し付けたら「パチン!」と音がしてハマった。溝で噛み合ってるだけだから手で回せるけれど、固定する必要は無いのでそのままにしておいた。
 念の為に点けてみたら、案の定正常に点いた。(笑)

 このLEDランプは消費電力が20Wとかなり大きいが、その分明るい。謳い文句は工事用などで使われている「200Wランプと同じ明るさ」となっていたが、同じ明るさかどうかは確認していないが確かに明るい。
 これは一個儲かったな。(笑)
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ヤマハのベースアンプF110-115Bの簡単なオーバーホール [音楽]

 格安で入手したベースアンプ・ヤマハF100-115Bは、2年ほど前に我が家にやって来た。
ヤマハのベースアンプF100-115B
スピーカは15インチ(38cm)が一つ、バスレフ型エンクロージャーに収まっている。シンプルな構造で、出てくる音も素直だ。1980年のカタログにも載っている当時の最高機種で、今でもあちこちのスタジオなどで現役で使われている。

 手に入れた時点で状態が非常に良く、あえて何もメンテナンスしていなかったが、最近になって子供が「高音域が出難い」と言うようになった。製造から既に40年近く経過しており、電解コンデンサ類は交換時期を過ぎているものの、音を聞いてもノイズフロアはそんなに高くないのでトランジスタ類の交換は必要なさそうだ。
 BOSE1702等、他のと一緒に交換用コンデンサを仕入れたので、部品が全部揃ってから作業を始めた。

 本体上にあるネジ全てを外してスピーカの線を抜き、パネル毎後ろに引くと、回路の部分がすっぽり抜ける。
引き抜いたF100-115Bパネル部
卓ライン取り用のXLRアウトはトランスが使われている。
キャノンアウトにはインピーダンスマッチングトランスが使われている
今時の機材はお手軽に電子回路で組んであるものばかりだが、
# だからコールドとグランドのショートといった思いもよらぬトラブルも多かったりするらしい。
こちらは随分とお金を掛けている。流石トップの機種だけの事はある。

 まず電源回路から作業する。交換するコンデンサは2個だけだ。
電源回路:コンデンサ交換前
外したコンデンサ(画像左)と新しく取り付けるコンデンサ(画像右)は大きさがかなり違う。
新しいコンデンサはサイズが小さい
古いコンデンサを自作の簡易ESRメータで測ると、値は十分に低く問題無い。
簡易ESRメータで計測中
しかし、一つは液漏れを起こした痕があった。
古いコンデンサには液漏れの痕が
交換したら一寸あっけない感じになった。
電源回路:コンデンサ交換後


 次はプリアンプ部だ。
プリアンプ:コンデンサ交換前
古いコンデンサを片っ端から外す。外したら、基板側に液漏れの痕が残っていた。
基板上にコンデンサ液漏れの痕が
外したコンデンサは、どれもESR値はそんなに悪くない。
ESR値はそんなに悪くない。
しかし、コンデンサの頭を見ると透明な樹脂状の物が盛り上がっている。
コンデンサの頭が膨らんでいる
液漏れしてそのまま固まったらしい。
液漏れしてそのまま固まった模様
古いコンデンサ(画像左の列)と新しい方(画像右の列)では、全体的に新しい方が小さい。
古いコンデンサの方が大きい
個数は多くないので、作業は短時間で終わった。
プリアンプ:コンデンサ交換後

 次はヒートシンク(放熱器)に取り付けられているパワーアンプ部だ。
ヒートシンクと一体になっているパワーアンプ部:コンデンサ交換前
パワー部だけに耐電圧の高いコンデンサが多いが、やはり新しい方(画像右の列)が小さい。
古いコンデンサ(左の列)と新しい方(右の列)
一部のコンデンサはESR当た値が少し高めだった。
一部のコンデンサはESRが少し高めだった
こちらも数は少ないので、交換には大して時間はかからない。
パワーアンプ部:コンデンサ交換後
プリアンプ部と接続するピンもNeverDull(ネバーダル:金属磨き)で磨く。
接続ピンをNeverDull(ネバーダル:金属磨き)で磨いたところ

 交換の最後は、大きなブロックコンデンサだ。配線は内側にある。
ブロックコンデンサの配線
古いコンデンサ(画像左)は「ブロック」というだけあって、とても大きい。
ブロックコンデンサは新しいコンデンサよりもかなり大きい
固定バンドは当然ブロックコンデンサに合わせてあるので、新しいコンデンサだとやや大き過ぎる。
固定バンドはかなり大きめ
バンドを少し曲げて収まるようにした。交換後はだいぶスッキリした。
交換後は少しスッキリした
序でにボリウムも外す。
ボリウムを外したところ
ボリウムのケースを外す。
ボリウムのケースを外したところ
摺動抵抗部全体を覆うような形状の白い樹脂部品の下に電極がある構造で、しかもカシメてある。素人では分解できない。樹脂部品の僅かな切れ目から見ると、摺動抵抗部には軸を潤滑しているグリスが流れ込んでいた。
摺動抵抗部に軸のグリスが少し流れ込んでいる
このまま放置すれば、遅かれ早かれいずれはガリが出てしまう。なので、その切れ目から少しずつNeverDullで全周を磨いた。
 クリック付きのボリウムは、イコライザの部分にだけ使われている。
イコライザ部に使われているクリック付きボリウム
分解すると、ケースに小さな穴を開けて、そこに軽くハマるように金具が取り付けられているけれど、基本的な構造はクリック無しと全く同じだ。
クリック付きボリウムを分解したところ
こちらも同様に全周を拭き取った。

 外したツマミは結構汚れている。
外したツマミは汚れが目立つ
古歯ブラシと石鹸でゴシゴシ洗ったら奇麗になった。
古歯ブラシと石鹸で奇麗にしたところ
入手時から一つだけツマミの頭が取れてなくなっているので、有り合わせの材料でテキトーに直す。
無くなっているツマミの頭をありあわせの材料で作る
エリクサーの弦が入っていた厚紙ケースを丸く切り抜いてボンドを塗り、食べ終わったチョコパイの袋も丸く切って貼り合わせれば出来上がりだ。
ツマミの頭を復活させたところ
チョコパイの袋の内側は艶があって、他のツマミとは見た目がだいぶ違うけれど、まぁ気にしない事にする。(笑)
 古い物だけに、パネル表面も結構汚れている。
パネル表面が汚れている
石鹸だけでは取り切れないので、マルチクリーナーを使ったら奇麗になった。
パネル表面を清掃し終えたところ
念の為にパネル全体にユニコーンのカークリームを薄く塗り広げて乾拭きした。
完成したF100-115Bの回路部
これで作業は完了である。

 確認の為、モニタースピーカJSP-2020に接続して動作を確かめた。古いアンプだけど、今でも非常に良い音を奏でる。低域から高域まで、どこかを誇張する事なく素直に音が出て来る。ハーモニクス和音も美しい。今でも現役で使われている理由は、この音の良さだと思う。
 序でに、練習用ヘッドフォンアンプとして使っているPhilJonesBassのBass BuddyとBOSE1702の組み合わせと、DBXのD.I.ボックスdB10とBOSE1702の組み合わせでも音を出して比べて見た。
DBXのdB10(左上)、PhilJonesBassのBass Buddy(左下)とBOSEのMODEL1702(右)
使ったベースはAtransia(アトランシア)のStealth6(フレッテッド6弦)である。

 Bass BuddyとBOSEの組み合わせだけを聞いていれば確かに良い音なのだが、F100-115Bの重心の低い低音を聞いてしまうと中低域を少し持ち上げただけのような印象になってしまう。具体的には、Low-Bの弦になるとBass Buddyだと持ち上げてある帯域から外れて僅かに弱くなるような感じなのに対して、F100-115Bはそのまま素直に出てくる感じだ。グライコは自分が望む中心周波数とは一寸ずれているようで、幾ら調整してもF100-115Bのような素直な低域にはならなかった。

 dB10とBOSEの組み合わせは、昔ラジカセに直接突っ込んで出していた音にソックリ。(笑)
# 楽器買うのが精一杯でアンプが買えず、ラジカセに突っ込んでた人って多いんでは?(^^;
Bass Buddyよりも中低域から低域までをほんの少し控え目にしたような感じ。dB10は電源不要のパッシブだからか音量はかなり小さく、BOSE1702をフル・ボリウムにしても大した音量にはならない。スタジオとかで使うのなら、+20dB程度のプリアンプが必要だ。

 元のキャビネットに収めて音を出したが、高音部の不足は感じられなかった。出力側コンデンサの劣化で高域が出なくなっていたようだ。
 これで安心して使い続けられそうだ。
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BOSEのパワーアンプMODEL1702の簡単なオーバーホール [電子回路]

 先日の記事で少し触れたBOSEのモノラルパワーアンプMODEL1702は、2台セットのラックマウントステー付きを格安で入手した。
格安で入手したBOSEの1702セット
長期に渡って酷使されていたらしく、ボリュームのツマミは無くなって軸も少し曲がっている。全体的に油のような物がうっすらと塗られたような状態で、手で触ると少しネチャっとする。
 入手時の説明では「片方は普通に使える状態で、もう片方は全く動かない。古い物なのでジャンク扱い」となっていた。試しに電源を入れて見ると、確かに片方は普通に音が出るけれど、もう一つはうんともすんとも言わない。
 ネットで調べたら、この製品は1984年3月発売だそうな。既に34年経過しているので、それなりに劣化している筈だが、出てくる音は普通だ。

 まずアンプ本体を外してマウントステーを見ると、全体的に薄い茶色の汚れが付着している。
ラックマウントステーが汚れている
裏側もやはり汚れている。
ステー裏側も汚れている
このままでも差し支えないが、せっかくバラしたので古歯ブラシと石鹸で汚れを落とした。
洗浄後のステー
洗浄後のステー裏側
内部を調べ、序でに他の機材も調べて交換の必要な電解コンデンサ類をまとめたものの、名古屋・アメ横の店では扱っていない物ばかり。なので、耐電圧の高いコンデンサ類はRSオンラインで、その他は秋月通商に発注した。
届いた部品
ギターアンプF100-212・ベースアンプF100-115B・ローランドJP-8000・ヤマハDX-7等の部品も併せて頼んだので、かなりの点数になった。
注文して届いた部品達
忘備録も兼ねて、撮影しながら早速分解する。

 まず、本体裏側の長いネジ3本を外す。
本体裏のネジ3本を外したところ
これだけでは未だ外せず、この程度に開けるのが精一杯だ。
まだ完全には外せない
更に2本ネジを外す。このネジには何故かワッシャーを噛ませてあった。
さらに2本外したところ
すると、上下が2つに分かれる。
上下が2つに分かれたところ
AC100V電源ケーブルの抵抗値を調べる。
電源ケーブルの抵抗値を測定中
30年以上経過しているのに2本共抵抗値は低く、まだ普通に使える状態である。
 ネジロック材が塗られたネジを外すと、トランスと筐体を分離できる。
筐体からトランスを外したところ
筐体はかなり汚れているので、古歯ブラシと石鹸で洗った。
 フロントパネルを外し、ボリウムや電源スイッチなどを固定するステーも外す。ボリウムには問題は何も出ていないので、今回は触らない。
フロントパネル全般も外す
パワーモジュールを固定しているネジ2本を外すと基板が筐体から外せる。
パワーモジュールのネジ2本を外しているところ
更にリアパネルを固定しているワッシャー入りのネジ2本も外す。
リアパネルを固定するネジを外したところ
これで筐体上側が外せた。パワーモジュールが固定される部分には放熱用シリコングリスが塗ってある。
筐体上側の裏にはシリコングリスが塗られている
手元にシリコングリスは無いので、洗い流してしまう訳には行かない。なので、全体を拭き掃除した。

 リアパネルには6V300mAのDC出力がある。
リアパネルにある6V300mAのDC出力
恐らく当時併用する機材の電源を供給する為だったんだろう。この出力を受け持っているのは3端子のレギュレーターだ。放熱の為に筐体にネジ止めされている。
DC6V出力用のレギュレーターも筐体にネジ止め
リア中央にはスピーカー機種によってイコライジングを変える切替スイッチと、キャノンコネクターのターミネータースイッチがある。
リアパネルのスピーカーイコライザ切替SWとターミネーターSW
リアパネルを固定しているネジ全てを外し、更に入力側キャノンコネクタの配線を外すと、やっとリアパネルの基板を外せた。
リアパネルの基板を外したところ
スイッチにはゴミ侵入防止のスポンジが貼ってあったが、一寸触っただけで粉々に砕けてしまった。
スイッチのスポンジは劣化で崩壊してしまった
このまま放置する訳には行かないので、金具を取り外して清掃しなければならない。
清掃の為に金具を外したところ
ICはJRCのオペアンプ2041DDが使われている。これは4558の上位互換で、ノイズや周波数特性が良いらしい。
JRC2041DDが使われている
スピーカー用イコライジングをこのIC一つで行っているらしい。
 載っている電解コンデンサー全てを交換する。
基板上の電解コンデンサー全てを交換し終えたところ
スイッチは密閉型じゃないから内部が汚れているかも知れない。取り外して分解する。
スイッチを基板から外したところ
案の定、内部は汚れや錆が浮いている。
スイッチ内部は汚れていた
特に、接点同士を接続する端子の汚れはかなり酷い。
スイッチ内部の端子も汚れが酷い
折ってしまわないように注意しながら接点を拡げる。接点は錆で黒くなっている。
接点は錆で黒い
NeverDull(ネバーダル:金属磨き)で部品を折らないよう注意しながら磨いた。
磨いて奇麗になった内側接点
接点全てを磨いたら組み立てる。
接点全てを磨いたところ
スイッチのクリック感は小さな金属ボールとバネで作り出されている。
スイッチのクリック感を出す金属ボールとバネ
これも洗浄してスイッチを元通り組み立て、元の場所に収めてハンダ付けした。

 使う事は無いとは思うけれど、念の為6Vレギュレーターのコンデンサを替えておいた。
6Vレギュレーターのコンデンサを交換したところ
電源回路の基板に載っているコンデンサはこのサイズでないと収まらないので、同じサイズのコンデンサを探して発注した。
同サイズのコンデンサを発注しておいた
外して見たら、何故か全体的に煤けていた。
コンデンサは全体的に煤けている
基板上に残っていたコンデンサ固定用のボンドは熱でパリパリに乾き切っている。
基板上のボンドは乾き切っていた
何故か基板はハンダがてんこ盛りになっている。大電流が流れる場所だからだろうか?
ハンダが大量に盛られている基板のパターン側
コンデンサを外したらレギュレーターは78L12と判った。
レギュレーターは78L12
基板上のヒューズは0.5Aが使われている。
基板上のヒューズは0.5A
電力増幅部(パワーアンプ部)にはサンヨーのSTM084Gが、スピーカーリレーには第一電機のDH2SUが使われている。
STM084GとDH2SUが載るパワーアンプ部の基板
この基板上の部品も全体的に煤けている。
 裏返すと、この基板もハンダが沢山盛られている。
沢山ハンダが盛られた基板裏側
使われていたコンデンサは汎用で小さいが、発注したのはオーディオ用なのでサイズがデカい。
オーディオ用は汎用よりもサイズが大きい
基板上にスペースはあるけれど、収まるかどうか一寸心配。(汗)
 基板上のコンデンサ全てを交換したが、やはり一番下のコンデンサは基板から少しはみ出している。(滝汗)
一番下のコンデンサははみ出した
基板を元の位置に収めるが、基板の両側を固定していた金具はコンデンサの出っ張りで留めることができない。まぁ、片方固定されていれば通常は大丈夫なので、今回はこのままとする。
はみ出したコンデンサで片方の金具は固定できず
後は元通り組み立てれば簡単なオーバーホール作業は完了である。
 交換したコンデンサは結構な量になった。
交換したコンデンサ
高温の過酷な場所に長期間置かれていたようで、一番大きいサイズのコンデンサ以外は全てESR(等価直列抵抗)がかなり高い。
小容量コンデンサはESRの値が高くなっていた
早速音を出してみる。入力にはPhilJonesBassのベース用ヘッドフォンアンプBass Buddyを接続し、スピーカーはモニターJSP-2020を接続する。
JSP-2020、Bass Buddy、1702を接続した
出てくる音は...全体の音感(力感)は変わらないものの、以前よりも遥かに抜けの良い音になった。やはり信号経路上のコンデンサが劣化していたようだ。

 この1702を入手しようと思ったのは、実はこちらの記事を見て、「なるほど!」と思ったからである。
# 自分で気が付かなかったのは何とも情けない...(;..)/
 実は、今使っているヤマハのベースアンプF100-115Bはどうも高音域が落ちているような気がするので「そろそろオーバーホールするか?」と考えている。けれど、まともなベースアンプはこれが初めてなので、本当に高音域が出ないのかどうかの判断基準が拙者には無い。だから、「オーディオ的なシステムで素の音を確認し、それを基準にして判断しよう」と考えたのである。ただ、際限なく費用が使える訳ではないから、今回のような機材となった。
 F100-115Bをオーバーホールしてから音を比較してみて、高音域の出方があまり変わらないようであれば内蔵スピーカの問題と判断が付く。もしF100-115Bの高域がまだ弱いのであれば、それはアンプのキャラクターという事になる。

 もう一つの1702は全く音が出ないので、そちらも非常に気になる。どちらも同じ場所で使われていたので、内部は同様に劣化している筈だし故障の原因も調べてみたい。
 比較対象のF100-1115Bもオーバーホールしなきゃならんし、それ以外にも修理待ちの機材が沢山ある。しばらくの間は忙しくなりそうだ。(汗)
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新しいデジカメ用ポーチ [カメラ]

 4年前にカワサキのポーチをデジカメ用に購入し、今も使っている。
デジカメ用に買ったカワサキのポーチ
しかし、長年酷使した為かマジックテープ(丸で囲んだ部分)が弱くなり、知らないうちに蓋が開いたりすることが多くなった。
弱ったマジックテープの部分
また、裏側にあるベルトループの留め具もやや緩くなっているし、ポーチの生地もだいぶ柔らかくなって来ていて、全体的に草臥れている。でも、実用上は問題無いから、今すぐ買い替えるほどでもない。

 先日、某サイトから「ポイント期限のお知らせ」なるメールが届いた。あまり利用しないサイトだけど、知らないうちに一寸貯まっていて、あと10日ほどで消滅するという。「今すぐ必要って物は無いし、貯まったポイントだけじゃ買える物は限られちゃうし...そうだ、デジカメ用ポーチを買おう!」
 でっ、届いたのがこれ。
購入したエレコムのデジタルカメラケース
ELECOM(エレコム)のGRAPH GEAR デジタルカメラケース DGB-023GYである。

エレコム デジカメケース グレー DGB-023GY

エレコム デジカメケース グレー DGB-023GY

  • 出版社/メーカー: エレコム
  • メディア: Camera





サイズは今までのよりも一回り小さい。
カワサキのポーチよりも一回り小さい
これを選んだのは、ベルトループがボタン式で外せるようになっているからだ。
どちらもベルトループがボタン式で外せる
カワサキのポーチは元々G16用に購入した物なので、小型のS120だと余裕が一寸あり過ぎな感じ。
S120は小さいのでポーチが一寸大き過ぎる感じ
購入したエレコムのポーチだと程良い感じのサイズだ。
IMG_0006.jpg
S120背面に未だ指一本入る程度の余裕があるので、DSC-RX100M3やG7Xなどのやや大きめのデジカメでもOK。仮にS120からもう少し大きいデジカメ買い替えたとしても問題無さそうだ。
 蓋にはチャックがあって、一寸したものなら入るようになっている。
フロント部にチャックがある
予備の電池とパソコン接続用ケーブルの2つを入れるとかなり窮屈だが、接続用ケーブルは常に持ち歩く必要は無いから、電池だけ入れる積もり。

 今回デジカメポーチを購入したのには、もう一つ理由がある。
 撮影機材はカメラ用の大型ウエストバッグを使っているけれど、それを使うと普段使っているウエストバッグが使えなくなる。
普段使っているウエストバッグと昨年末購入した防水ポーチ
そうなると、財布や携帯電話等を入れる場所に困るので、昨年末に購入した防水ポーチやカワサキのポーチに入れたりしている。
防水ポーチとカワサキのポーチ
防水ポーチに必要な物を入れている
撮影は足場の悪い所や結構な距離を歩くことが多く、カワサキのポーチだとS120が中で踊っちゃって角や液晶保護フィルムが擦れしまう事がある。一回り小さなエレコムのポーチなら、そういう心配は無い。

 ポイントの期限切れが発端でデジカメポーチを新調する事になったけれど、まだ使えるのでカワサキのポーチも併用する予定。これで当分ポーチの心配はしなくても済みそうだ。
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USBテンキー電卓の簡単な修理 [電子回路]

 自分の部屋で電卓として使っているシチズンDU1262Qが突然動かなくなってしまった。
動かなくなったシチズンDU1262Q
この電卓はUSB接続でパソコンのテンキーとしても使える。ここ15年ほどはノートタイプのパソコンばかり使っているけれど、ノートタイプはテンキーが無くて数字入力が不便なのでテンキーが必要なのだ。「どうせテンキーを買うなら、電卓付きのを」と考えて10年ほど前にこれを買った。裏側にUSBケーブルを収めるようになっている。
裏側にUSBケーブル収納スペースがある
当時この手の製品は色々出ていたけれど、現在市販しているのはカシオのMZ-20一機種だけになっている。

カシオ テンキー電卓 ジャストタイプ 12桁 MZ-20SR-N

カシオ テンキー電卓 ジャストタイプ 12桁 MZ-20SR-N

  • 出版社/メーカー: CASIO(カシオ)
  • メディア: オフィス用品





今時はパソコンのおまけソフトに電卓が含まれているから、この手の製品は出番が無いのかも知れないが、テンキーだけという製品をわざわざ買うのはどうかとも思う。

 早速分解する。裏側の蓋を外すとネジが見える。
裏蓋を外すとネジが見える
ネジ4本を外して隙間にペーパーナイフを挿し込み、少し抉ると外れた。
裏蓋を外したところ
画像左が電卓、画像右がUSB接続の基板になっているらしい。よく見ると、左下にボタン電池がある。ソーラーだけで動いていると思っていたが、電池が無くなると動かなくなるのかも知れない。見た目は問題無さそうだが、とりあえず電池を外す。使われている電池はLR1130だ。
ボタン電池を外したところ
裏を見ると液漏れした痕がある。
電池は液漏れしていた
基板上のマイナス側の電極は激しく腐食している。漏れた電解液にやられたんだな。
漏れた電解液で激しく腐食した電極
NeverDull(ネバーダル:金属磨き)でゴシゴシ磨いたら、なんとか奇麗になった。
電極を清掃し終わったところ
自宅近くの百円ショップで電池を仕入れて来た。
百円ショップで買ったLR1130
新しい電池を入れて組み立てれば、修理完了である。
修理し終わったテンキー電卓
今までソーラー電卓として使っていた為、まさか電池が必要だとは思いもよらなかった。何故電池が必要な設計にしたのか大いに疑問だが、光量の少ない場所でも確実に動くことを考えたのかも知れない。
 10年程電池交換無しで使えたのだから、しばらくは心配せずに使えそうだ。
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修理品が一杯! [音楽]

 このところ、修理待ちの物が増えて一寸収集が付かなくなりつつある。まず、T.C.electronicのM350だ。
安く手に入れたT.C.electronicのM350
問題有りで格安で入手したリバーブ・エフェクト・プロセッサだ。レコーディングに無関係な方々には「何それ?」と言われてしまうと思うけれど、今時の音楽でリバーブを掛けていない曲は皆無と断言できるほど普通に使われている機材の一つである。
 この個体はレコーディングスタジオで使われていたらしいが、酷使されたようで一寸機材を傾けるだけでツマミが重力に逆らえずに落ちてしまう。
重力でツマミが落ちてしまう
これでは機材を移動する度に取れてしまうので、非常にストレスが溜まる。そこで、初めは「ネジ止め剤(緩み止め)を塗れば良いんじゃない?」と考えていた。
市販のネジ止め剤
ところが、このツマミは内部の突起だけで支える構造になっている。
ツマミは内部突起で支える構造
しかし、ネジ止め剤は密着して空気に触れない状態になって初めて硬化するので、今回のような構造だと密着しないので、塗っても硬化しない。
 そこで、後々修理で分解することも考えて、マスキングテープを巻いて軸の厚みを増やして固定することに。
軸にマスキングテープを巻いて固定する
これで上手く固定できた。

 次は、子供が普段使っているヘッドフォン(bayerdynamicのDT770M)である。
子供が普段使っているbayerdynamicのDT770M
子供曰く「微妙に低音が削れる」と言う。「そんな馬鹿な!?」と思いながら自分が普段モニタリングで使っている機材で鳴らして見ると「うん、確かに低音が一寸削れてるなぁ」と。
 このヘッドフォンに限らず、この手の機材は長時間使っているとハンダ付けの部分が微妙に抵抗値が増えて音が変わってしまうなんてことが良くある。そこで、早速プラグの部分をチェックする。
DT770Mのプラグ部
このヘッドフォンは2年ほど前にプラグを付け替えているから、そろそろ微妙に抵抗値が上がって来てもおかしくない。具体的には、ハンダ付け部分の抵抗値が0.2Ωから数Ωほど増えてくると、モロに音にも影響してくる。早速分解してハンダ付けをやり直した。
プラグ部のハンダ付けをやり直したところ
これでOKだ。

 次は、格安で入手できたBOSEのモノラルパワーアンプMODEL1702のセットだ。
BOSEの1702セットを格安で入手した
ライブハウスかどこかで酷使されていた物のようで、全体にタバコのヤニか油のような茶色のネチャネチャした物で覆われている。片方は動作が正常だが、もう片方は全くの不動である。何故かボリュームのツマミも紛失している。
 製品の製造年を考えると、また、酷使されてきたらしい経過を考えると、恐らく電解コンデンサ類は寿命を迎えている筈なので、問答無用で全交換だろう。それには、一旦筐体をバラシて内部基板を確認しなければならない。

 更に、スタジオルームとして使っている部屋に置いてあるヤマハのアンプ類も、子供に言わせると「ハイが抜けてこない」と。具体的には昭和の頃に販売されていたトランジスタ・ギターアンプF100-212と、同じくトランジスタのベースアンプF100-115Bである。
トランジスタ・ギターアンプF100-212とトランジスタ・ベースアンプF100-115B
2つ共、格安の中古として、かなり前に我が家にやって来た物。どちらもスタジオで使われていたようだ。こちらも製造から30年以上経過しているので、劣化し易い電解コンデンサは全交換が必要だろうなぁ。

 他にも、子供が使っている機材も「高音が抜けない」という問題を抱えている。
修理待ちのキーボード達
手前はYAMAHAのDX7、上の右がRolandのJP-8000、上の左がRolandのD-20である。こちらも製造年から部品交換が必要だが、それ以外にも「片方の出力が低い」などの不具合を抱えている為、単純に電解コンデンサを交換してお終いという訳には行きそうもない。どれも基板上の部品を確認しながら作業を進めることになりそうなので、結構時間が掛かりそうだ。

 よりによって、花粉が飛び始めてこれからクシャミと涙との闘いが始まるという時期に差し掛かろうとしている。
 拙者は、今のところスギ花粉にはあまり反応しないから軽症で済んでいるけれど、今年もそういう状態で過ごせるという保証は何処にも無い。花粉症の症状が出る前に片付けたいとは思うけれど、果たしてそんなに上手く行くかどうか...???
 いずれにしろ、自分への忘備録も兼ねて、どの機材も修理の過程はこちらに記事として掲載する予定である。それにしても、数が多いよなー...
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旅とカメラ(その2:ローライフレックス2.8Fと2.8C、そしてローライコード) [カメラ]

(前回からの続き)

 前回はフィルムの使い分けだったけれど、今回はローライフレックス2.8シリーズの話である。

 撮影会以外では、殆どの場合ローライフレックス2.8F(以下、2.8F)を使っている。その理由は、
  1. 電池不要。(これ、とっても重要)
  2. レンズ交換できないので余計な事を考えない。(これも重要)
  3. 中判カメラなのに軽量コンパクト。
  4. 出来の悪さをカメラのせいにできない。(これも重要...^^;
  5. 使い慣れている。
といったところである。
 富士のGF670も非常に良いカメラだけど、電子シャッターだから電池が切れるとお手上げ。電池はCR2で国内ならどこでも手に入るものの、撮影中に切れた場合を考えると常に予備を持たないと不安だ。それに、我が家の機材の中でCR2を使うのはこのカメラだけというのも、持ち出す頻度を下げている理由の一つでもある。
 以前使っていたMakina67は未だに人気が高く中古でも値落ちしないところを見ると、拙者と同じような考えを持つ人が案外多いのでは?とも思う。

 ただ、2.8Fにも欠点はある。ピントの部から飛び出している露出メータだ。
2.8Fは露出メータが飛び出している
ノブから8mmほど出ているだけなのだが、これが曲者なのである。
メータは8㎜ほどはみ出ている
メータ本体は薄い樹脂製なので、衝撃にとても弱い。一寸ぶつけるだけでも簡単に割れてしまったりする。だから、段ボールの蓋などを作って保護する必要がある。
メータは段ボールなどでカバーして保護する
ちなみに、この段ボールは、オーバーホールした際に修理屋さんが付けてくれた物。ローライフレックスを多く扱った経験のあるカメラ店は、2.8Fや3.8Fを購入した客にはカバーを付けて渡す事も多いらしい。
 実は、一番初めに購入した2.8Fは足場の不安定な山道でよろけた際にメータを岩肌にぶつけて割ってしまい、部品が無くて修理に苦労したという苦い思い出がある。幸い、この時は半年ほど経った頃に米国のカメラ屋で修理部品を見つけ、何とか直せた。もう20年以上前の話だ。だから、バッグに仕舞う時もカバーを付けてから入れている。
メーターカバーを付けてからバッグに入れている
このカバーが微妙に幅を増やす為、デジタル化で年々小さくなって行くカメラバッグにはかなり厳しい。今でも人気の高い2.8Fだが、いざ使うとなると案外気を遣うというのも事実である。

 ちなみに、ローライフレックス2.8シリーズでメータがあるのは2.8Eと2.8Fだけで、それ以前のモデルには無い。
 2.8Cは、レンズは2.8Fと同じプラナー80mmだが露出計は無く、絞り羽根が2.8Fの5枚に対して10枚、という点が大きく違う。また、市場価格は2.8Fのほぼ半分なので、レンズ目当てであえて2.8Cを狙う人も結構居るらしく、ネット上でもそういった事を書いている記事を見かけたりする。
 2.8Cには露出計が無いので単体露出計が要るけれど、2.8Fでも露出計を持って行くから拙者の場合違いは無い。絞りも、2.8Fは撮影範囲に点状の光源があると五角形になってかなり気になるらしいけれど、そういう状況で撮影した経験が無いので気にしたことが無い。だから、拙者のような使い方だと2.8Cでも2.8Fでも大差無い。

 少し前に入手したローライフレックス2.8C(画像右:以下、2.8C)と比べて見ると、2.8Cは幾分スッキリしている。
ローライフレックス2.8Fと2.8C
メータが無いから、2.8C(画像左)には勿論飛び出しが無い。
2.8C(左)と2.8F
これなら撮影時もカメラバッグに仕舞う時も気にせずに済みそうだ。

 ただ、バイク移動の場合はもう一寸考える必要がある。
 幾らローライフレックスが中判カメラの中でも軽いとは言っても1.2kgほどあるので、ウエストバッグに入れると結構ズッシリという感じになる。ちなみに、GF670も1kgほどの重さだから、ほぼ同じだ。
  2.8Cも2.8Fもレンズフードは必須だから、サイズとしては結構大きくなる。収納時のサイズはGF670の方が圧倒的に小さいけれど、レンズフードを取り付けたままでは折り畳めず、カメラ本体とは別に入れる場所も必要となると、ローライフレックスと差が余り無い。中判カメラは小型軽量なデジタル一眼レフと違って、何かと大きくなりがちなんだよねー。
 フィルムの種類を一つに絞ればカメラも一台で良いので、実用上は問題無い。けれど、丸一日走り回ることを考えると1kg前後の重量は結構堪えそうな気もする。この辺は実際にやってみないと判らない。
 「...そういえば、ローライコードならもう一寸軽いよなぁ...」なんて考え出したら妄想が止まらなくなってしまった。(汗)

 ローライコードもモデルによって色々な違いがある。実用を考えると、内部の乱反射を押さえた4型かそれ以降を選ぶというのが一般的な考え方らしい。
 でも、拙者はテッサー(レンズ構成は4枚)よりもトリオター(レンズ構成は3枚)の方が何となく好きだ。拙者の頭が単細胞だから単純な構造が好きという面もあるし、設計年度が新しいテッサーの方が性能は上なのだろうけれど、光学レンズ1枚と言えどもある程度の劣化は避けられない筈なのでテッサーには何となく抵抗を感じるのだ。
 レンズがトリオターのモデルは3型かそれ以前となるけれど、3型以外はフィルム装填が赤窓式で一寸面倒となる。
 3型には内部反射を抑える加工は無いけれど、今は植毛紙が簡単に手に入るから、いざとなれば自分で加工すれば良い。重量も830gしかないし、バヨネットも1番だからレンズフードやフィルター類も安価な国産用を流用できる...そう考えると、俄然気になって来てあちこち探し出した。

 が、そう簡単には問屋が卸さない。3型の生産時期は1950年から1953年、既に65年かそれ以上経っているので、実用になりそうな個体が残っていないのである。
 海外に目を移すと程度の良さそうな物は結構あるものの、送料を考えるとかなり割高になってしまう。機材を増やしたくは無いけれど、実際に使ってみないと何とも言えないし...自分の中でもまだ結論を出せていない。ネット上を漁っても欲しくなるような個体が出て来ないのは、かえって良いのかも知れない。(汗)

 頭の中では妄想が妄想を呼び、あちこちに飛び火してどんどん拡がってしまうけれど、幾ら考えてもまともな答えには辿り着けない。フィルムカメラは、実際に使ってみないと判らない部分が非常に多いのだ。だからこそ、あっちもこっちも...と機材が増えてしまったりするのである。
 一旦機材を整理した筈のに、また何だかんだと理由を付けてカメラを増やそうとしている自分に呆れてしまうけれど、こうなっちゃうと殆ど「病気」だね、ホントに。(滝汗)

(完)
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旅とカメラ(その1:カラーとモノクロ) [カメラ]

 前回の記事に書こうと思いながらもなかなかまとまらず、長文にもなりそうだったので持ち越した「旅とカメラ」について改めて考えた。

 過去にも「旅カメラ」、「旅するカメラ(その1)(その2)(その3)」と、同じような事を何度も書いているのだけれど、未だに似たような記事を書いているから、どうやら拙者はその当時から進歩していないらしい。(汗)

 先週伊那へ行く際に持って行ったローライフレックス2.8FとGF670は、初めはエツミのカメラバッグに入れる積もりだった。
エツミのカメラバッグ
GS645ProfessionalやS2bを入れて使っていたバッグは、ローライフレックス2.8Fを入れると高さがギリギリで余裕が無い。
ローライフレックス2.8F1台入れたらほぼ一杯
1台だけならこれでも良いが、GF670も入れるとなるとかなり苦しい。なので、バイク用に使っているロープロのインバース200AWに入れた。
ロープロ・インバース200AW






このウエストバッグはそこそこの大きさがあり、2台入れても窮屈な感じはない。冬用ジャケットを着ているとウエストバッグでは使い辛いので、付属のストラップを取り付けてショルダーバッグとして使った。肩から下げてあちこち歩き回ったけれど、どうしても片方の肩に負担が掛かってしまう。中判カメラとしては軽量級の2台でも結構な重さなので、こればかりは仕方ないのかも知れない。

 ローライフレックス2.8Fにモノクロフィルム、GF670にはカラーポジフィルムを入れて、岡谷高架橋や諏訪湖を歩き回った。正方形フォーマットのカメラをわざわざ2台持ち歩く方が元々おかしい(^^;)のは重々承知の上だが、かなりの距離を歩いて感じたのは「中判2台を同時に使うのはあまり現実的じゃないなぁ。」
 モノクロとカラーでは構図が変わる事も多いが、回転の鈍い拙者の頭だと切り替えにどうしても時間が掛かってしまう。短時間で済ませようとすると露出も構図もいい加減になりがちだし、操作が雑になるのでカメラも手荒に扱いがちになる。撮影できる時間が限られている場合はあれもこれもと欲張るのではなく、カラーとモノクロのどちらか一つに絞る、という割り切りが要りそうだ。
 「モノクロとカラーの2つで撮影できるように」と考えながらカメラ機材を整理してきたけれど、改めて考え直す必要があるのかも知れない。

 何が何でもモノクロとカラーを同時に、というのであればハッセルブラッド503CWを使う方が良さそうだ。一眼レフでサイズはかなり大きいが、撮影中でもフィルムバックは交換できるから複数用意すれば良い。画像真ん中が503CW、右がローライフレックス2.8F、左がGF670だ。
左からGF670、Hasselrlad503CW、Rolleiflex2.8F
ローライフレックス2.8F2台よりは503CW1台の方が小さいけれど、インバース200AWに入れるとほぼ一杯、フィルムバッグを一つ入れると満杯になる筈。
インバース200AWに503CWを入れたところ
ファインダーPME51は大きいから、標準の折り畳み式ピントフードに交換すれば高さ方向にかなり余裕が出る。
 503CWに限らず中判一眼レフはどれもシャッターショックが大きいので、手持ち撮影は明るい時間帯に限られそうだが、これならバイクでも持ち運べそう。

 バイクでは、シートに座ったままカメラをウエストバッグから出して撮影したら直ぐ仕舞って走り出す、というのを何度も繰り返す事が多い。停まった位置で構図を決めるんだけど、カラーとモノクロ両方だと同じ位置での撮影は難しいという場面も結構ありそうだ。
 そうなると一旦バイクを降りて歩く事になるけれど、駐車スペースの無い山間部では路肩に寄せて停めるのが精一杯なんて事も少なくない。場合によっては撮影を諦める事もあるかも知れない。

 久し振りにローライフレックス2.8Fを使ったけれど、以前から気になっていた点がやはり気になってしまう。このまま書き続けると長くなり過ぎるので、次回以降にその辺を改めて書く積もりである。

(続く)
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ロッソコルサ新年会(その2:新年会と二次会) [フェラーリ]

前回からの続き)

 K社長の挨拶の後「乾杯!」で宴会開始となる。
昭和軒の料理
昭和軒の料理
昭和軒の料理
途中でビールからハイボールに替える。
昭和軒で飲んだハイボール
昭和軒の料理
昭和軒の料理
食べるのに忙しくて画像は半分程度しか撮影できなかった。(汗)
 2時間ほどで一旦お開きとなり、お店を出て徒歩で移動する。参加者の半分は帰途に就いたけれど、拙者は二次会も付き合うことに。何故かK社長が千鳥足、そんな状態を見たのは初めてだ。根詰めて作業した上に一寸多めに飲んでいたそうだから酔いが回るのが早かったのかな?

 線路を渡ろうとしたら、丁度電車がやって来た。カメラ任せで撮影したら、一寸明るめに写った。
踏切で電車の通貨を待つ
更に1分ほど歩いて二次会の会場に到着。
二次会
参加者が少ないからか、何故か歌の順番が回ってきてしまった。(汗)
 カラオケは嫌いで一切やらないので、突然マイクを渡されても何を歌えばよいのか困ってしまう。カラオケのリモコンを渡されても日本人の曲ばかり、洋楽専門だからサッパリ判らない。あちこち探して、辛うじて知っているEaglesの「I Can't Tell You Why」を見つけた。
カラオケの画面
この曲は高校時代にFMラジオで散々聞いたから知ってるけれど、歌うのは恐らく初めて。画面に出る歌詞を目で追いながら歌うものの、普段は一切歌わないのでとてもじゃないけど人にお聞かせするような歌にはならない。(滝汗)ここのカラオケセットは歌い終わっても採点しないのが、不幸中の幸いであった。(汗)
 水をがぶ飲みしたらK社長が体調復活、皆さんもタップリ熱唱中だったけれど、拙者は段々酔いが回って来たのか眠くなって仕方が無いので、途中でお暇してホテルに戻る。時計を見ると、辛うじてまだ「今日」だ。
ホテルに戻った時間
眠い目をこすりながら歯を磨いて布団に潜り込み、腕時計を見て時間を確かめようと思いつつもそのまま寝てしまった。本日の走行距離は228.7km。

 翌日5時に一度目が覚めたが「一寸早過ぎるねぇ」と二度寝、次に目が覚めたのは7時過ぎだった。用意されたお菓子と、昨日ニシザワで買っておいたドリンクゼリーで朝食とする。
朝食代わりのせんべい菓子とドリンクゼリー
昨日たらふく食べているので、下手に朝食を沢山食べてしまうと体重の増え方が尋常ではなくなるのだ。(汗)因みに昼食も同じゼリーである。身支度してからパソコンでメールを整理し、荷物をまとめる。チェックアウト時に宿のご主人としばし談笑する。

 何でも昨年夏から今年にかけては降水量が少ないそうで、数年前の天竜川氾濫で川底を掘ったものの、以後水量が増えるようなことは今のところ無いのだとか。
 御神渡りは、凍結した湖面の下側は湖水で零度前後なのに地表側は氷点下だから地表側の方が収縮する割合が大きく、気温と水温の差が大きいと割れた湖面が上にせり上がるんだそうな。昭和の頃は御神渡りの高さも1m以上あって湖面の氷も厚く、企業のスケート部が連日湖面を滑っていたのだそう。今そんなことしたら湖に落ちちゃうよナー。
 北信は雪の量が多いけれど伊那周辺はどういう訳か少なく、その代わり諏訪湖周辺よりも気温が更に低いんだそう。
 30分ほど話し、8時過ぎに宿を出発する。

 昨年の時と同様、国道153を南下する。車内に居れば気温の低さは感じないが、見える景色は冬そのものだ。
車内から見る景色は冬
路面は乾いているので運転に気を遣わずに済むけれど、老人の運転と思しき異様に遅い車が多くて気が抜けない。先を急ぐ訳じゃないけれど、中央のラインが黄色で制限速度50km/hの道を延々と30km/hで走られると正直参ってしまう。
# 高齢化の副産物ですな...
日曜の午前中だからか交通量は少なかったが、飯田市に近づくに連れて増えて来た。飯田IC付近が一番交通量が多かったけれど、それでも大したことは無い。飯田山本ICを過ぎると交通量がぐんぐん減る。1時間半ほど走ったら腰が痛くなってきたので、ショッピングタウン・ピア(阿智村)の駐車場に車を停める。
休憩したショッピングタウン・ピア
車を降りたら伸びを数回繰り返して体をほぐし、少し店内を歩き回って休憩してから再び走り出す。電光表示板に何やら書いてある。
国道153の電光表示板
「153 この先凍結のおそれ 走行注意」と出ているけれど、路面は乾いているので問題無さそうだ。国道256との分岐を超える頃には拙者の運転するワゴンRだけとなった。
 寒原峠の電光表示板の気温は「-0度」、平谷村のは「1度」で、案外気温は高めという感じ。それでもスキー場付近は流石に雪がタップリあり、スキー客もかなり沢山居た。
 一旦愛知県に入り、国道257へと進んで再び岐阜県に入る。こちらは交通量が少しあって、数台繋がった状態で走り続ける。対向車はリッターバイクが多い。トイレに行きたくなったので、道の駅ラ・フォーレ福寿の里で休憩する。
IMG_0459.JPG
売店で大福餅を買った。
福寿の里で買った大福
 再び走り出し、国道363・県道33・県道20・県道69と進んで国道21に入る。土岐の中心部は流石に交通量は多いけれど、少し離れると直ぐに少なくなる。
 昼食のゼリーを食べながら県道64・県道349・国道41と進んで昨日通った県道461に入り、昨日来た道を戻る。自宅近くのスタンドで給油し、13時過ぎに無事自宅に到着。本日の走行距離は207.3km。

 前の週にあちこちで大雪となったけれど、今回のルートでは雪で困るようなことは無かった。
 岡谷高架橋撮影後に「そういえば」と、殆ど思い付きで諏訪湖へと向かったけれど、観光客の多さと渋滞には一寸驚いた。新聞やTVだけでなく、今はネットもあるから、観光客は以前よりも集まり易いのかも知れない。
 GF670のテスト撮影も兼ねて高架橋へ行ったのだけれど、20年の歳月が街を完全に作り変えてしまっていて唖然とした。
# そりゃ20年も経ちゃ...ねぇ。
ローライフレックス2.8FとGF670の2台を持って行ったお陰で、色々と考える事も出て来たし確認もできた。これに関しては別途記事にまとめようかと考えている。

(完)
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ロッソコルサ新年会(その1:岡谷高架橋と御神渡り) [フェラーリ]

 24日(土)にテスタロッサを購入したお店「ロッソコルサ」の新年会が行われた。会場はいつもの昭和軒である。スタートは18時だ。
 時間はあるから急ぐ必要は無いのだけれど、久し振りにフィルムで撮影したいので、撮影時間を確保する為に午前中に自宅を出発した。今回は中判フィルムカメラを2機種持って行く。
フィルムカメラ2つを持参する
一つは昔から使っているRolleiflex2.8F、もう一つは富士GF670である。

 自宅を8時過ぎに出発、県道183・県道461(尾張パークウェイ)・県道49と進んで小牧東ICから中央道に入る。まだ午前中だけど、交通量はかなり多い。トラックなどの業務用車は少ないが乗用車やワンボックスの数がとても多い。土曜日だからだろうか。中津川ICまでは交通量が全く減らず、遅い車を抜くのにも少々梃子摺るほどだった。途中でトイレに行きたくなって、屏風山PAに入る。
屏風山でトイレ休憩
10分ほど休憩してから再び走り出す。

 交通量が多いので思うようには進まないのだけれど、無理して先を急ぐほどでもないので流れに沿って進む。途中、高森バス停で覆面パトの黒いクラウンに捕まった軽自動車を見かけた。合掌。(-A-)
 覆面パトに気を付けながら進み、伊那ICで降りてニシザワ双葉食彩館に寄る。
寄ったニシザワ双葉食彩館
いつものむぎころがし・高遠まんじゅうの他に、今回は初めて見たそば饅頭も買った。
購入したむぎころがし・高遠まんじゅう・そば饅頭
12時になったので車の中で昼食、自宅から持って来たパンを食べる。
持参したパンで昼食
夜タップリ食べるので、昼は軽くしておく。

 食べ終わったら走り出す。早速撮影の目的地へと思ったが、国道153は塩ノ井の交差点手前から激しい渋滞で全然進まない。「こりゃぁ駄目だ」と脇道に逸れて細い道を走り、県道207に出て、県道19に入る。こちらは交通量が極端に少ない。どーなってんのやら。
 この県道は一部細い区間があるので少々気を遣うけれど、細い区間を抜けてしまえば信号も少なく快適だ。そのまま進むと県道14になる。交通量は、岡谷市中心部が近づくに連れて徐々に増える。JR岡谷駅手前のコンビニに車を停める。目的地は「岡谷高架橋」である。
岡谷高架橋を見上げる
20年ほど前にここをバイクで通過した時「モノクロで撮影すると面白そう」と思ったのだが、時間が経ち過ぎて当時の面影は全く無く、「ありゃぁ、随分と変わっちゃったねぇ。(--;)」もっと早く来るべきだったなぁ。(滝汗)でも、せっかく来たのだからと、あちこち歩きまわって撮影する。
岡谷高架橋を撮影
岡谷高架橋を撮影
近くに石碑があり、その脇に階段があるので登ったら、結構な高さで息が切れた。(笑)
階段を上った所で撮影
序でに少し歩きまわって撮影する。
周辺を歩いて撮影
周辺を歩いて撮影
周辺を歩いて撮影
このトンネルの中を見上げると、何やらぶら下がっている。
トンネルの天井に何かが見える
近づいたら、つららだった。
近づいたらツララだった
素手のままだと直ぐに悴んでしまうので、気温はかなり低いようだ。
 30分ほど撮影して回り、車に戻る。宿に入るには未だ早過ぎる。「どうしよっかなー?...そういえば新聞に御神渡りが出てたっけ。」早速諏訪湖へと向かって走り出す。

 天竜川沿いの道を進み、県道16に入ってしばらく走ると「臨時無料駐車場」の看板があったので、その看板の指示通りに進んで臨時駐車場に車を停める。沢山の車が停まっていて、湖岸を多くの人が歩いている。メディアで取り上げられたのを見て来たのだろう。まぁ、拙者もその一人だけど、ね。(笑)
 県道16は横断歩道がとても少ない上に交通量もかなり多いので、信号まで歩いたら結構時間が掛かった。信号で県道を渡って湖岸の道をかなり歩くと、お目当ての御神渡りが見えて来た。
諏訪湖の御神渡り
諏訪湖の御神渡り
新聞に写真が載った時は湖面全てが凍結していたらしいが、ここ数日は温度が高かったようで湖岸は融けている。
湖岸は融けている

湖岸は融けている
ローライフレックスとGF670で撮影していたら、観光客がどんどん増えて大人数になって来た。中国語・韓国語らしき言語を操る人も多い。
 撮影し終わって戻る途中、漁港みたいな所も凍っていた。
漁港も凍っている
場所に依っては、湖面の氷に大きな亀裂が入っている。
氷に大きな亀裂が入っている
駐車場に戻る途中、湊小学校の校庭に枝垂れ槐らしき木があるのに気が付いた。
港小の枝垂れ槐
このような剪定だと、あちこちから細かい枝が出て収集がつかなくなるんだけどなぁ...どうせ市が予算化して剪定しているだろうから、そんな事は気にしないんだろうね。

 駐車場に戻ったが、県道は激しい渋滞で殆ど流れていない。そのまま県道に出る訳には行かないので、山側の方へ進んで住宅街を抜ける道を走って渋滞をやり過ごす。
 来た道を戻り、ロッソコルサに寄ったらK社長は接客中だったけれど、Hさんが駐車場でホイールのお手入れしていた。お手入れが終わったらHさんが「近くに面白い車がある」というので、ワゴンRに乗ってHさんの道案内に従って5分ほど走ると...えーっ?これがテスタロッサ・レプリカ???パッと見では本物と全く区別がつかない。でも、エンジンを掛けると音の違いでバレちゃうらしい。(笑)
# そんなところにお金をかける位なら、素直に本物を買う方が良いんじゃない...??(笑)
 その後もしばしHさんと談笑していたら17時近くになったので、宿へと向かう。今回も宿は美義屋である。
今回も泊まった美義屋

美義屋旅館

美義屋旅館

  • 場所: 長野県伊那市山寺1876
  • 特色: 飲食街、商店に隣接した便利な宿


前回と同じ部屋に案内された。相変わらず清潔で気持ち良い。
清潔な室内
清潔な室内
この心遣いが嬉しい。
用意されたお茶とお菓子
WiFi接続してメール・オークション等をチェックしてからお風呂へ入る。

 サッパリしたら少し早めに宿を出て、周辺をフィルムで撮影する。
デジカメ任せで撮影した線路
デジカメ任せで撮影すると昼間写したみたいになるけれど、実際にはもっと暗い。撮影していたら、列車が近づいて来た。
列車が近づく
マニュアル露出で撮影したので、こちらの方が見た感じに近い。
踏切を走り抜けた列車
フィルムを使い切ったので、カメラはワゴンRのトランクに入れる。
 今日の会場はいつもの昭和軒、そちらへと歩いて行くと救急車が直ぐ脇に停まった。
伊那北駅前に停まった救急車
「え?昭和軒??」と思ったが、消防隊員は隣の建物に入って行った。事故は起きていないので、急病人らしい。救急車が道路の車線を塞いでて、周囲は大渋滞。「はーぁ、大変だなぁ」と横目で見ながら昭和軒へ。
会場の伊那・昭和軒
18時開始なのに、10分近く経っても半数以上が来ない。Aさんが電話で連絡したら「昭和軒のすぐ目の前まで来てるけれど、酷い渋滞で動けない」と。救急車がまだ居るらしい。更に5分ほど待ってようやく参加者が揃った。さぁ、いよいよ新年会だ...

(続く)
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