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M-AUDIOのキーボードkeystation 88esの修理 [音楽]

 子供の依頼で入手した中古のM-AUDIO「keystation 88es」の調子が良くないという。
中古のM-AUDIO・keystation 88es
見た目は普通のキーボードだが、この製品はMIDIキーボードで単体では音を出せない。MIDI音源やUSB経由で音を出す機器である。

 早速中を見る。まず、本体を裏返すと、ネジが沢山見える。
本体を裏返したところ
ネジを外して上側のカバーを外したら、大きな埃の塊が出て来た。
内部には大きな埃の塊が
前所有者はDAW(Digital Audio Workstation)で使っていたというから、鍵盤の隙間から部屋の埃などが入ったのだろうが、それにしても凄い。(笑)
 出力部の回路はデジタルだけあって結構シンプルだ。
出力回路のシンプルな基板
ホイール部の作りも結構単純だ。
ホイール部も簡単な構造
鍵盤は下側の蓋にネジ止めされている。
鍵盤は下側の蓋に固定されている
ネジを外して鍵盤を取り出す。
鍵盤だけを取り出したところ
一鍵ずつバネで支えるという、一般的な構造だ。
鍵盤は個別にバネで支えている
横から見ると2つの接点を鍵盤で押しているようだ。ちなみに、他にセンサーの類は一切無い。
鍵盤が下にある2つの接点を押す構造
ベロシティセンシティブのキーボードだから、キー押下時に2接点が導通する僅かな時間差からキーベロシティ(キーを押す速さ)を計算していると思われる。
 鍵盤裏側に固定された基板を外すと、スイッチ部がズラリと88個並んでいる。
鍵盤裏側の基板を外したところ
スイッチ部には導電ゴムが使われている。一般的な電卓のキーと全く同じ構造である。
スイッチは普通の電卓と同じ構造
よく見ると、導電ゴムの高さが僅かに変えてあるのが分かる。
導電ゴムの高さが僅かに違う
この僅かな違いが押さえた時の時間差を作り出していると思われる。
 以前に接点復活剤でも吹き付けられたのか、導電ゴムは全体的に油で薄汚れている。全て外して石鹸で全体を洗う。
導電ゴムを石鹸で洗い流したところ
導電ゴムを石鹸で洗い流したところ
基板側の接点はNeverDull(ネバーダル)で磨く。左2列が磨いた後、右は磨く前だ。
基板上の接点をNeverDullで磨いているところ
磨くと僅かに色が黒くなる。NeverDullの表面はかなり黒くなって汚れるから、表面は結構酸化していたようだ。
 磨き終わったら導電ゴムを取り付け、基板を元の位置に取り付ける。
基板を元の位置に取り付けたところ
基板の端に載っていた制御基板も忘れずに取り付ける。
鍵盤の制御基板
カスタムチップのICが使われ、配線はグルーガン(ホットメルト)で固定されている。通常ならコネクタを使う所だが、基板の高さを押さえる為にあえてこのような形にしたのだろう。
 後は元通り組み立てて作業完了である。

 子供が実際に使ってみたら、不具合のあった鍵盤以外も反応が覿面に良くなったそう。どうやら、修理は成功したようだ。(笑)

パワーアンプをThomannに変更 [音楽]

 2階の自分が使っている部屋のオーディオセットでは中古で手に入れたCrownのD-45を使っていたのだけれど、一ヶ月ほど前に突然チャンネル2側が酷く歪むようになった。
突然歪むようになったCrownのD-45
アースが浮いているような音なので「どこかの配線が外れた?」と思い、内部を調べたが線が外れたりハンダが怪しいような箇所は見つからない。改めて基板上の部品もチェックしたら、「ひょっとしたらパワートランジスタ?」と感じるような痕跡がトランジスタに見つかった。肉眼では殆ど判らないけれど、ルーペで大きく拡大すると、何となくトランジスタの表面がおかしいのだ。
 既に7年以上使っているし、中古で買ったから実際にはもっと長期間使われていた筈。使われているトランジスタは国内では手に入らないので、修理するのも困難。「引退させて、新しいアンプに替えよう。」
 新しいアンプが手に入るまでの間はEL SOUNDの小型アンプEPWS-5Vに頑張って貰うことに。
繋ぎで使うエルサウンドEPWS-5V
出力は5Wだが、その実力は相当なもの。1階に置いているTANNOY Canterbury15を軽々と鳴らしてしまう。ちなみに、このモデルは注文時に依頼すれば1W仕様にも出来る。
 普通に聴く音量なら0.2W程度だし、回路本来の動作に近づけられるので初めから1Wにすれば良いと思うが、そうしないのには何か別の理由があるのだろう。

 さて、早速代わりのアンプを探す。
 重症のオーディオ病に罹患してる人は高額な製品に走るんだろうけれど、生憎拙者はオーディオ業界の餌食になる積もりは無い。
# そもそもオーディオに大金を注ぎ込めるような身分じゃないし。(滝汗)
そこそこのお値段、モニタースピーカーを過不足なく鳴らせる、という条件を付けると、やはり民生用アンプでは少々心許ない。結局Crownの後継として売り出されている独ThomannのS-75mk2を選んだ。
 このアンプは国内ではプロケーブルで扱ってる。だから簡単に手に入るのだけれど、いつものように更に安い中古を漁った。

 一か月間、散々あちこちを探したけれど、出てくるのはマイナーチェンジ前のS-75ばかり。
 S-75はERP機能をキャンセルできず、小信号だとアンプ側が「入力信号が無い」と勝手に判断してミュートする場合がある。いつも小音量で使う拙者には都合が悪い。
 稀にS-75mk2が出て来ても、新品より少し安い程度でしかないので、思い切って新品を買ってしまった。
# 近年稀に見る暴挙だなー。(爆)
新品で購入したThomannのS-75mk2
電源ケーブルは勿論付属してくるけれど、今回は別売りのWATTGATE電源ケーブルも同時に発注しておいた。
同時注文のWATTGATE電源ケーブル
現行品はAC100Vでも問題無く動くそうだが、本来AC115Vで動作する製品なので、100Vを115Vに昇圧するトランスも併せて購入した。
115V用昇圧トランスも併せて購入
スピーカーケーブルは安価なVVFケーブルを使っているけれど、中は銅の単線なので、アンプのコネクタが緩むと簡単に抜けてしまう危険性がある。そうなると下手すりゃアンプを飛ばしてしまいかねない。幸い、S-75mk2にはスピコン端子があるので、スピコンも一緒に頼んだ。
一緒に購入したノイトリックのスピコン

NEUTRIK (ノイトリック) NL2FX 2芯用スピコン [並行輸入品]

NEUTRIK (ノイトリック) NL2FX 2芯用スピコン [並行輸入品]

  • 出版社/メーカー: NEUTRIK (ノイトリック)
  • メディア: エレクトロニクス





 スピコンの使い方は入っている袋にも印刷されていて、とても簡単だ。まず、VVFケーブルの外側の被覆を2.5㎝剥き、銅線は1.2㎝剥く。
VVFケーブルの被覆を剥いたところ
要するに1インチと0.5インチである。
 コネクタのカバーと内部で配線を押さえるカプラを、順番を間違えないよう線に通す。
スピコンの部品に線を通す
ノイトリックNL2FXは2本配線用のスピコンなので、1+と1-の2か所だけにネジがある。
ノイトリックNL2FXは線2本用のスピコン
ネジを緩めてから銅線を奥に突き当たるまでしっかり入れ、ネジを締める。
単線を挿し込んでネジ止めしたところ
内部のカプラとスピコン本体の噛み合いが合う位置にして
内部カプラと本体のかみ合わせを調整したところ
コネクターカバーをねじ込めば完成である。
コネクターカバーを締め込んで完成したところ
金属ラックにアンプと昇圧トランスを収める。
ラックに全てを収めたところ
スピーカと接続したら、アンプの入れ替え作業は完了だ。
アンプ交換を終えたオーディオシステム
使い始めたばかりなので、まだアンプは本来の実力は出ていない。それでもしっかりした音がスピーカーから飛んでくる。特にウーファーの制動力は凄いと思う。

 これでようやく2階のシステムできちんと音を出せる状態になった。
 少しだけ触れただけで未だこのブログでは紹介していないが、とある理由から少し前に買い足したモニターがある。それとこのシステムを比較して、オーディオシステムをどうして行くのかをじっくり検討する予定。
 買い足したモニターは...そのうちにブログに投稿する予定デス。

セミアコAS-200の弦交換と調整 [音楽]

 随分前に手に入れたIbanez(アイバニーズ)のセミアコAS-200は、子供は時々使っていたみたいだったが、拙者は最近殆ど触っていなかった。
随分前に手に入れたIbanezのAS-200限定カラー
そのせいか弦が錆び始めたので、「こりゃぁマズイ」と弦交換することに。
# このところ、なんだか弦交換ばかりしてるよーな気がする...
 AS-200は通常「Vintage Yellow Sunburst」というイエローサンバーストしかないが、このギターはどこかのショップが別注で作らせたものらしくて、鮮やかなシースルーレッドになっている。ヘッドの形状を除けばGibsonのES-335と良く似ているけれど、出て来るサウンドは全く別物である。

 使う弦は、いつものElixir(エリクサー)のNANOWEBだ。
用意したElixirのNANOWEB
弦を交換しようとているピースを見ると、表面にうっすらと錆が出ている。
テールピース表面にうっすらと錆が出ている
このままでも少しの間なら問題は無いが、そのまま放置するとメッキまで剥がれてしまう可能性があるので、NeverDull(ネバーダル:金属磨き)で磨く。強く擦ると金色の塗装が剥げてしまうので、ほどほどに。
テールピースを磨いたところ
表面だけでなくあちこちが錆びているので、取り外して全体を磨くことにする。
テールピースを取り外して磨く
テールピースやブリッジを支えるスタッドボルトも同様に磨く。
スタッドボルトも同様に磨く
ブリッジはかなり錆びていたので、磨いたら金色の塗装がかなり落ちてしまった。
ブリッジは錆を落としたら金色の塗装まで落ちた
見た目は良くないが、普段ジロジロ見る場所ではないから、このままとする。もし、更に錆が広がって金色が剥げてしまったら、その段階で再メッキすることを考えようと思う。
 ピックアップカバーもかなり錆びていて懸命に擦ったが、この程度が限界だ。
ピックアップカバーを磨いたところ
これも更に酷くなったら再メッキを考える方が良さそう。

 弦を外してフィンガーボードを見たら、フレットがかなりくすんでいる。放置するとどんどん錆びてしまうので、液体コンパウンドでフレットを一本ずつ磨く。
フレットを液体コンパウンドで磨いているところ
右端が磨いた後、それ以外は磨く前で、表面の輝き具合が全く違う。全体を磨くのに結構な時間が掛かってしまった。
フレット全てを磨き終わったところ
フィンガーボードをよく見るとやや汚れているような感じなので、近くのお店に行ってレモンオイルを仕入れて来た。
買って来たレモンオイル
フリーダム製で、純粋なレモンオイルだけでなく蜜蝋が少し入っていて、ネット上の評判も良い。
 レモンオイルに保湿効果は無くてクリーニング効果のみなので、ローズウッド等に使うと別途保湿する必要があるけれど、この製品なら一度に処理できるから簡単で良い。
 早速使ってみると、フィンガーボードの汚れが布に黒く付いてきて「こんなに汚れていたのか!」と、一寸びっくり。
レモンオイルで拭くと汚れが布に付く
フィンガーボード全体を拭き終わったら、布がかなり黒くなった。
拭き終わった布はかなり黒くなった
購入後は弦交換以外は一度もメンテナンスした事が無いから、結構汚れが溜まっていたんだなー。

 フィンガーボードが奇麗になったので、やっと弦交換に移る。メーカのサイトを見たら、出荷時の使用弦は「.010/.013/.017/.026/.036/.046」となっている。「あれぇ?以前は確か.011からのミディアムゲージを張っていた筈なんだけどなぁ。」ソリッドボディではライトゲージがほぼ標準になっているので、それに合わせてゲージを落としたのかも知れない。
 今回使うゲージは、他のギターと同じミディアムである。
使うElixirはミディアムゲージ
この日は作業を始めたのが午後だったので、弦を張り終わったら夜になってしまった。なので、翌日に作業を持ち越す。

 翌日は、前日の続きから作業を始める。
 弦の種類を変えたらテンションも変わるので、ネックの調整をする。メーカのサイトに説明書があったので読んだら、拙者のやり方とほぼ同じだったので、今まで通り進める。
 まず6弦1フレットとネック接合部に一番近いフレットを押さえる。メーカの説明書の図に従えば18フレットになるらしいが、拙者はES-335の際に使う16フレットを押さえた。
6弦1フレットと16フレットを押さえて弦高を見ているところ
抑えた範囲で中央となるフレットの頂点と弦の隙間を測る。測るやり方には色々あるけれど、拙者は抑えた状態で弦を押さえたり離したりして、目でその隙間を見ている。
指で弦を押したり離したりして隙間を測っているところ
隙間が0.7mmほどとやや大きいので、トラスロッドを回して調整する。
 メーカの説明書では「8フレットで0.3mmから0.5mm」と指定されているけれど、拙者は7フレット上で0.2mmを目標にした。0.2mmはちょうど名刺一枚分の厚さで、判り易いのだ。
AS-200のトラスロッド
トラスロッドを回す際には、1/8回転ずつ慎重に回す。いきなり大きな角度で回すとネックを傷めてしまう可能性があるからだ。

 ネックを調整したら、次は弦高を調整する。
  メーカの説明書では「14フレットの頂点と弦の下端まで6弦側は2.0㎜から2.2㎜、1弦側は1.5㎜から1.7㎜」と指定されているけれど、拙者は12フレット頂点と弦の下面まで6弦側は2.0㎜から2.2㎜、1弦側は1.2㎜から1.5㎜で調整する。今の状態は、6弦側は2㎜だから問題無い。
6弦側の高さは範囲内
1弦側は僅かに高い。
1弦側は少し高い
ブリッジの弦高調整スクリューを回して少し下げた。
 しかしよくよく考ると、弦高が変わればテンションが変わり、それに伴ってネックの調整具合も変わるので、弦高を調整してからネックを調整する方が良いのかも知れない。幸い、今回の調整ではネックの再調整は必要無かった。

 次はオクターブ調整だ。各弦で、12フレットの実音とハーモニクスの音程が同じになるようにブリッジの駒を前後させて調整する。
各弦のオクターブ調整をしているところ
チューニングメーターを使うと正確で良いが、生憎持ってないし、本来は耳で出来るようにするべきなので、敢えて耳だけで調整する。他には、周波数カウンタ機能のあるデジタルテスターを使うという手もある。

 弦関係の最後はテールピースの高さ調整だ。
 高さに関してはメーカの説明書には何も書かれていない。拙者はボディにベタ付けの状態から少し上げて、弦のテンション間を少しだけ弱めにする。こうすると、サステインが長くなる。

 次は電気系のピックアップの調整だ。一旦ピックアップの上面を支えているエスカッションと同じ高さにする。
 次に、レベルメータのある機材に接続して、各弦の音量が同じになるようにピックアップのポールピースの高さを調整する。生憎レベルメータのある機材は直ぐに使える状態ではないので、オシロスコープで波形の高さを見ながら調整した。レベルメータのように判り易くは無いのでかなり苦労したけれど、それでもちゃんと合ったかどうかは自信が無い。(滝汗)
# ギター出力を直接レベルメータで見るようなストンプボックスを作ると良いかなー?

 大まかに揃えたら、最後にピックアップの高さを調整する。
 メーカの説明書には何も書かれていないが、ピックアップのポールピース頂点から弦の下端までの感覚が3mmになるように調整する。現在の状態を確認すると、フロントはかなり高めになっている。
フロントピックアップはかなり高い状態
リアもやや高い。
リアピックアップもやや高い状態
どちらもエスカッションのネジを回して調整する。
 今回は3㎜で調整したけれど、ロック等である程度の音圧が必要なら1.6mm、生鳴りを活かしたサウンドにするなら3.5㎜程度に調整するだろう。

 一通り調整が終わったが、改めてペグを見ると全体的にやや錆びている。
ペグも全体的に錆びている
放置すると厄介な事になりかねないので、NeverDullで金色が剥げない程度に磨いておいた。
金色が剥げない程度に磨いた

 これで全ての調整が済んだけれど、丸々2日掛かってしまった。次回はもう一寸手早くできるようにしたいものだ。

ヤマハQY300の電池交換 [音楽]

 子供の依頼で入手したヤマハのシーケンサーQY300は、「Battery Low」の表示が出て何もできない状態になるので「ジャンク」で格安だった。
格安で手に入れたヤマハQY300
ヤマハに限らず、この時代の音楽用デジタル機材は内部メモリーのバックアップ用にボタン電池を使っている。小さな電池なので容量が少なく、数年から10年ほどで干上がってしまう。こうなると交換が必要となる。

 まず、QY300の裏側を見ると、沢山のネジが見える。
QY300の裏側にはネジが沢山ある
これを全て外すと、何故か2種類のネジが使われていた。
使われていた2種類のネジ
ジャック側にもネジがあるので外す。
ジャック側にもネジがある
念の為に前面のツマミを引っこ抜く。
前面のツマミを引き抜いたところ
裏蓋を引き上げれば内部が見渡せる。
 ジャック側には、液体が浸み込んだような痕が見える。
液体が浸み込んだような痕
ジュース類などをこぼしたのかも知れない。
液体が染みたような痕
この程度なら金属表面を軽く磨けば大丈夫だ。
 一番底にある基板の下側も、何やら液体に浸かったような痕が見える。
浸かったような跡が見える底の基板
素手で触ると少しべたつく。糖分の多い液体が中に侵入したのかも知れない。基板を外して洗う為、配線を全て外す。
底の基板に接続された配線は多い
基板の配線を外したところ
基板を取り外すと、部品面にボタン電池が見える。
部品面にボタン電池が見える
使われているのはCR2450だ。ハンダ付け用端子がポイント溶接されているので専用品のようだ。
ハンダ付け用端子が溶接されているので専用品らしい
ハンダを緩めて取り外す。
取り外したボタン電池
マイナス側を見ると、電解液が漏れた跡がある。
電解液が漏れた跡がある
電圧を測ったら7mV程度しかない。
電池の電圧は7mVほど
ほぼ空だから、「Battery Low」の表示が出て当然だろう。
 電池がハンダ付けされていた部分はスルーホールらしく、電池を抜いてもハンダが残って穴を塞いでいるので、0.6mm径の細いドリルでハンダを取り除く。
細いドリルでスルーホールに残ったハンダを取り除く
基板の配線パターン面は石鹸で洗って乾燥させたらべたつきは取れた。
石鹸で洗った配線パターン面
ついでに、内部の基板全てを取り外す。ジョグダイヤルの部分は大して汚れていなかった。
ジョグダイヤル部は比較的奇麗
ボリウムは埃まるけだ。
ボリウム部は埃まみれ
キーの部分も埃が厚く溜まっている。
キーの下には厚い埃があった
キーを外すと、埃はあちこちに入り込んでいた。
キーを外したところ
筐体内部は銅箔で全てシールドされている。こういう作りは初めて見た。
筐体内部は銅箔で全てシールドされている
デジタルノイズの放出をできるだけ抑え込もうとしたのだろうか。

 一体化したキーの部分も凄い埃なので、石鹸と古歯ブラシで洗う。
古歯ブラシと石鹸でキーを洗う
キートップも同様に洗った。
キートップも同様に洗った
完全に乾燥させたら、分解時とは逆の順番で組み立てる。
元通りに組み立てる
元通りに組み立てる
元通りに組み立てる
元通りに組み立てる
DX7の時と同様、バッテリーは単三電池に替えた。
バッテリーは単三電池2本に換装した
こうすれば、電池切れになっても簡単に交換できるし、安上がりだ。
 しかし、単三電池は液漏れを起こすと電解液の量がボタン電池より遥かに多いので、定期的に点検するなどの注意が必要となる。
 組み立て時にジャック部を見たらJALCO製だった。当時の音楽機材には、メーカを問わず多用されていた部品だ。
JALCO製のジャックが使われている
なお、JALCOのジャック類は東北タツミ株式会社へ事業譲渡されている。
 付属のACアダプターは金属部が錆びていたので、NeverDullで磨いておいた。
ACアダプターの金属部を磨いたところ
本体裏蓋をネジで止めれば作業は完了である。
作業が完了したQY300
子供が一通り使ってみたが、特に不具合は見つからず正常に動く。これで当分は安心して使えそうだ。

CD整理はまたまた衣装ケースで [音楽]

 昨年、ジャズ系CDロック系CDをまとめ買いしたものの、小さな我が家は物理的な空間サイズが限られているので収納する場所が無く、何かを入れようとすれば何かを放り出さなければならない。しかし、何を放り出すかが非常に悩ましくてなかなか決められず、結局段ボール箱に入れたまま部屋に置いていた。
# 「放置していた」という表現の方が正確かも。(汗)
 先月、チョットしたことがきっかけとなって自分が使っている部屋の中の模様替えをすることになり、それが引き金となってクローゼットの中も見直す羽目に。
 そんな時、子供の部屋で使っている金属製衣装ケースが劣化や錆で使い難くなっていたので、「じゃぁCD整理用と合わせて衣装ケースを買おう。」随分前にCDを整理して以来ケースは増やしてなかったが、今回遂に増やすことになった。

 今使っているのと同じ衣装ケースを探したが、既に廃番らしくて何処にも無い。
現在使用中のリス・クレイヴのケース
改めてネット上で色々と比較して、アイリスオーヤマのロングチェストMG-7423Wを選んだ。やや価格の高い部類に入るけれど、レールが金属で滑らかに動くというのが魅力だ。CD枚数から考えると3つ必要になるけれど、更に子供の分も含めて4個のセットを仕入れた。


自宅に届くと、流石に大きい。
ロングチェスト4個が入った段ボールは大きい
段ボール箱から取り出すと、色が白いこともあって案外大きさは感じない。
irisロングチェストmg-7423wの4個セット
早速3個をクローゼットにセットする。
ロングチェストをクローゼットにセットしたところ
せっかくなのでアーティスト順に並べ直したが、枚数が多いので結構時間が掛かった。
アーティスト順に並べ替えたCD
手近にあった段ボールを34.5×14cmに切り出して仕切り板にする。
段ボールで作ったCDの仕切り板
CDを片っ端から詰め込んで行く。
ロングチェストにCDを収納したところ
一番奥にCD一列分入る余裕はあるものの、完全には引き出せないので入れても取り出せない。ちょっと残念だが、収納は4列までとなる。
 CD全てを収納すれば作業は完了である。3段目はかなり空きがある状態なので、まだ増えても大丈夫だ。

 これで部屋の中が随分スッキリとした。でも、欲しいCDはまだ300枚以上あるんだよなぁ。(汗)

またまたエレキギターの手入れ [音楽]

 テレキャスターの手入れをした後、随分前に入手したL-6Sコピーモデルと並べたら、どうもL-6Sが古色蒼然としていて情けない感じがしてしまう。
古色蒼然としているL-6Sコピーモデル
画像で見る分には判らないが、肉眼で見ると全体的にくすんでいて「いかにも古い」と感じられるような状態である。
 「でも、どうして古びてるように感じるんだろう?」と全体を眺めていて「そうか、フレットが鈍く光る程度だし、ボディ全体に艶が無いな。」思い立ったが吉日、早速作業に取り掛かる。弦は入手直後に交換してあって錆びていないし、張り具合にも問題は無いので、弦は張り替えないことにして作業する。

 まずは一番面倒なフレットから作業を始める。
L-6Sコピーのフレット
フレット表面が薄く錆びているだけかと思ったが、よくよく観察するとフィンガーボード(指板)も艶が無いので、どちらも液体コンパウンドで磨く。12フレットから24フレットまでを磨いた時点で比較すると、こんな感じ。
12フレット以上だけを磨いたところ
磨いていない部分は何となく艶が無く、フレットの光具合も鈍いのに対し、磨いた部分は奇麗でフレットも輝きを取り戻している。
 フレットを磨く際に弦を緩めてスタッドボルトも抜いたので、ついでにアンカーも磨く。左半分が磨き終わり、右半分は未だの状態である。
左半分だけを磨いたアンカー
ここはボルトに隠れて見えなくなる部分だが、金属面が濁っているとやっぱり放っておけないのだ。
 古い物だけに、樹脂製ノブも表面が細かい傷で濁った感じになっている。
細かい傷で濁ったように見える樹脂製ノブ
これもコンパウンドで磨くと、深い傷は取り切れないものの、かなり奇麗になる。
樹脂製ノブをコンパウンドで磨いたところ
ボディ全体もコンパウンドで磨く。深い傷は取り切れないが、かなり奇麗になった。
ボディ表面をコンパウンドで磨いたところ
弦を外さずに作業したのでペグやヘッドはかなり梃子摺ったが、なんとか元通り弦を張り直して完成である。
手入れが終わったL-6Sコピー
画像では違いが殆ど判らないが、肉眼ではかなり奇麗になって一寸若返った。
 コンパウンドで何処を磨いても薄茶の汚れのようなものが布に付いたので、どうやら全体的にタバコのヤニが付いていたらしい。全所有者は相当なヘビースモーカーだったんだろうなぁ。

 拙者が知らないだけなのかも知れないが、国内ではこのギターに関する情報はとても少なくて判らない部分が多い。
Crestwoodのロゴマーク
「Crestwood」は当時輸出企業だったイバニーズ(今のアイバニーズ)がフジゲンに委託して作っていた楽器ブランドらしい。
 ネット上を探ると、Crestwoodという楽器ブランドは1960年代から存在しており、初めは米La Playa Distributionが手掛け、その後グヤトーン 、イバニーズ、カワイがそのブランド名を使っていたらしい。国内ではその楽器類を見かけることはないが、米国では数多く販売されたらしくて、ネット上でも容易に見つけることができる。
 2年ほど前、これと全く同じ物が米ミシガン州の楽器店から売り出されていて、その説明には「イバニーズとフジゲンが1970年代に製造した、L-6Sを完璧にコピーした日本製のギター」と紹介されていた。但しその年代だと、財閥解体の影響で誕生した木曾鈴木バイオリンが製造という可能性もありそうだ。
 因みに、木曾鈴木バイオリンは二光通販で有名になったTOMSONブランドのギター製造なども請け負っていたが、1980年代後半に工場や保管していた材料をESPに譲渡して消滅したらしい。TOMSON末期のストラトはボディがべニア合板製の物もあったそうだから、末期はかなり困窮していたのかも知れない。

 このギターを細かく見ると、ボディはトップがメイプルのセンターマッチングの2ピース、バックが3ピースのハードメイプルである。ボディ側面から見ると、ピースの接合部が良く分かる。
ボディ側面から見たところ
ネックもメイプルの3ピースで、セットネックだ。
メイプルネックは3ピースでセットネック
ヘッドは足りない部分を左右とも同じメイプルで継ぎ足している。
ヘッドは継ぎ足しヘッド
前面はL-6Sそのもので、ピックガードの刻印までもが克明にコピーされている。
ボディ前面を見たところ
前所有者がビグスビーアームを取り付けていたようで、ネジ穴を埋めてある。
 背面も、コンターを含めて忠実にコピーされている。
ボディ背面を見たところ
背面のパネルを外すと、驚いたことにスプリットコイルを含めた内部の回路までもが忠実にコピーされている。
内部の回路見たところ
ポットの刻印から1975年頃の製造だと思うが、確証はない。
 本家に対して忠実にコピーされており、その本気度が伝わって来るようだ。当時はマイナーなモデルまでもが忠実にコピーされて売られていた時代で、他にもL-5Sのコピーとかハワードロバーツのコピーなんてのもあったらしい。

 ここまでで丸一日掛かってしまったため、専用ハードケースの方はまだ手を付けていないけれど、そちらもそのうちに奇麗にしてやろう。

久し振りの弦交換、の積もりが・・・ [音楽]

 少し前から「テレキャスの1弦が錆びてるなぁ」と気になってはいたものの、エレキギターの弦を売っているお店には行く機会が無かったこともあって何となく延び延びになっていた。
 ところが3日前、久し振りに鳴らそうと思って手に取って見たら、弦の半分以上に錆が出ているではないか。「こりゃぁ交換しなきゃ。」
 早速近くの店で弦を仕入れて来た。今あるギターの大半はD'Addario(ダダリオ)のミディアム(0.011から0.050のセット)を使っているけれど、たまたまお店で安売りをしていたので「試しに」とElixir(エリクサー)を張ることに。
購入したエリクサーのエレキギター弦・ミディアム
この弦はコーティングしてあって、通常の弦よりも3倍から5倍長持ちするというのが売りらしい。
弦の箱には通常の弦よりも3倍から5倍長持ちと書いてある
箱から取り出すと、弦は一本ずつ紙の袋に入っている。
エリクサーの弦は紙袋に入っている
昨日の夕食後、弦の交換に取り掛かる。弦6本を全て外したら、フレットが曇り気味なのが気になる。手近にあったNeverDull(ネバーダル:金属磨き)で22フレットから4本磨いてみたが、あまり奇麗にはなってくれない。
ネバーダルでフレットを磨いてもあまり奇麗にならなかった
「じゃぁ、液体コンパウンドだったら?」と18フレットだけ磨いたら、見違えるほどにピカピカになった。
液体コンパウンドで磨いたフレットだけピカピカになった
こうなると全部のフレットを磨かない訳には行かない。2時間近くかかって全てのフレットを磨いた。そういえば、この作業って夏にGP-2Sでもやったんだっけ。
 夜遅くなってしまったので、弦交換は翌日に持ち越す。

 今朝、弦交換をしようと思ったが、フレットが奇麗なのにペグは冴えない銀色のままなのが気になった。「やっぱりこれも磨くか。」ヘッドから外して全体を液体コンパウンドで磨く。画像右が磨いたペグ、左が磨く前のもの。
磨く前のペグ(左)と磨いた後のペグ(右)
肉眼で見るよりも、画像の方が差が小さい。実際にはもっとピカピカした感じになっている。
 ペグが奇麗になると、今度はブッシュが気になる。ただ、このネックは塗装がされていないのでNeverDullが直接触れると黒ずんでしまう。だから、手近にあったマスキングテープの余りを使って汚れないようにしてから作業する。
マスキングテープでブッシュ周辺を養生したところ
こちらはNeverDullだけで奇麗になった。画像一番左が磨き終わったブッシュ、それ以外は磨く前だ。
一番左が磨き終わったブッシュ、それ以外は磨く前
かなり手間のかかる作業だが、仕上がりを見ると手間をかける価値は十分にあると思う。
 ストリングガイドも一通り磨いてから全てを元通りに組み立てる。
磨いたペグとストリングガイドを取り付けたところ
画像では分かり難いが、肉眼で見ると見違えるように奇麗になっている。
 新しい弦を張る。Elixirのボールエンドは色が全部同じ。
エリクサーのボールエンドは全て色がブラス
外したD'Addarioは弦毎に色が違う。
ダダリオは弦毎にボールエンドの色が違う
大雑把にチューニングしたら半日ほどそのまま放置して弦が安定するのを待ってからオクターブ調整する。これで作業は全て完了である。
弦交換を終えたテレキャスター
弦交換の積もりが、結構大掛かりな作業となった。(笑)
 一寸音を出してみたら、現にコーティングが施されているせいか、ほんの僅か高音域が弱いような感じがするものの、今までと殆ど差は無い。これで弦の寿命が長いのなら大歓迎である。

 見ても判るように、このテレキャスにはメーカ名などは一切入っていない。市販品ではなく、関西の工房が中古やアウトレットの部品を集めて組んだ物なので名前が入っていないのだ。
 元となったのはLaidBackという島村楽器オリジナルブランドのテレキャスで、アッシュのボディは偶然だろうが木取りが良くて状態が良かったのでピックアップ類と共に流用、付いていたネックはダメになっていたので金属部品だけ流用して、ファクトリー・アウトレット品のメイプルネックを修正加工し、ネックポケットを調整して取り付けたのだそう。だから、ネックとボディの間には薄い木の板が挟まっている。
ネックポケットには薄い板が挟まれている
ブリッジはフェンダー・オールドと同じ重量にするために3コマだが、Willkinsonタイプで全部の弦でオクターブ調整が出来るようになっている。
全部の弦がオクターブ調整できるテレキャス用ブリッジ
あちこち調整しながらまとめられているだけあって、今まで弾いたことのあるテレキャスの中では最も音がクリアーで、サスティーンも長い。

 弦交換が終わったのでいつでも使えるようになった。後は練習するだけ...だな...。(汗)

スピーカスタンドを変更 [音楽]

 2014年11月に現在のスピーカスタンドを変更したのだけれど、片側約22㎏を支えるのには少々心許ない。
今のスピーカースタンドは重さに対して華奢な感じ
近年震災が続いているし、もともと日本は地震国でもあることを考えると「やっぱりしっかりした台にしなきゃ」。
 しかし、市販品ではちょうど良いサイズの物がなかなか見つからず、見つかっても恐ろしく高い。「だったら作っちゃえーぃ」と、材料をホームセンターで仕入れて来た。
スピーカースタンドの材料となるスチールラック材
カラーアングル30型 450mm ブラック

カラーアングル30型 450mm ブラック

  • 出版社/メーカー: 北島株式会社
  • メディア:

かかった費用は約1万円だから、今まで使っていた中古と大差ない。

 まず、今まで使っていたスタンドには、天板をネジ止めしてある。
スピーカーを外したところ
板はそのまま使うので、スタンドから取り外す。
スピーカースタンドから板を外しているところ
 次に、スチールラックを組み立てる。
スチールラックを組み立てたところ
きっちり立方体に組むのに案外手間がかかった。
 後は板とスピーカを載せれば完成である。
スピーカースタンドを入れ替えたところ
キャスターは同色の店頭在庫が足りなくて白と黒が半々になってしまっているけれど、案外気にならない。
 キャスターを付けたお陰で移動がとても楽になったし、地震で揺すられても前後左右にはある程度自由に動くので倒れずに済むだろう。これでスピーカに関する不安はやっと解消された。

コルグD16XDのハードディスク交換 [音楽]

 先日、不動状態のKorgのマルチトラックレコーダーD16XDが我が家にやって来た。2003年に発売され、そこそこ売れたモデルらしい。
コルグのMTR:D16XD
「不動だから」という理由で、破格の安値で譲り受けた。

 この手の機材の不具合は、内蔵HDD(ハードディスク)の動作不良が原因と言うのが非常に多い。今回も「HDD交換すりゃ直るでしょ」と考え、まずは内臓HDDを確認する。
 本体底面にネジ止めされている部分(赤い矢印で指しているところ)にHDDとメモリ保持用バッテリーが収められている。
本体裏側にHDDとメモリ保持用バッテリーを収めている部分がある
そこを開けると、HDDが出て来る。
ネジを外してHDDを引き出したところ
使われているHDDはMaxtorの40GB、10年以上前のモデルだからインターフェイスはUltra ATA/133という少々古い規格だ。蓋に取り付けられているので、ネジを外して取り外す。
HDDを蓋から外したところ

 さて、肝心なHDDだが、古い規格だから新品は数が非常に少なくて割高。なので、ハードオフに行って中古を漁ったら、324円で全く同じ物が売られていたので買って来た。
ハードオフで売っていたMaxtorのHDD
交換する前に古いHDDのジャンパーピンの位置を確認する。
古いHDDのジャンパーピン位置を確認する
MASTERの位置になっているので、新しいHDDも同じ位置にしてから取り付けた。

 元通りに組み立てたら電源を入れる。
コルグD16XDの電源を入れたところ
オープニング画面はKORGの文字だ。
D16XDのオープニング画面
数秒後にD16XDの画像に替わるけれど、その上にエラー画面が表示される。
電源投入後に表示されるエラー画面
HDDを認識出来ないとこの画面が出るらしい。HDDを交換しているので「Initialize」を選ぶと、次の画面で「データが全部消えるけど良いの?」と訊かれる。
データ消去を核にする画面
「Yes」を選ぶと、次の画面でも「ホントに良いの?」と再び訊かれる。
データ消去を再度確認する画面
「Yes」を選ぶと、HDDの初期化が行われる。バーグラフの画面で作業の進み具合が表示され、かかる時間は10秒ほど。
HDD初期化の進み具合をバーグラフで表示する画面
終わると終了を告げる画面に替わる。
初期化終了を告げる画面
「OK」を押してから電源を一旦切り、再び入れると、いつものオープニング画面が出る。
コルグD16XDのオープニング画面
そしてグラフィック表示の画面が出る。今度は余計なものは表示されない。
オープニング画面の後に出るグラフィック画面
しばらくすると、通常の操作画面となる。
通常の操作画面
HDD換装は上手く行ったようだ。

 拙者はベースをラジカセのマイク入力に突っ込んで使い、TASCAMのカセットテープMTRでレコーディングを覚えたクチである。
# そういう人って案外多いんじゃないかなー?
当時はレコーディングのノウハウなんて勿論無かったので、ドラムセットの録音なぞはマイクの位置で音が全く違って唖然としたり、ミックスダウン時にグライコ借りて来てノイズとの戦いに挑んだり、下手な演奏をコンプ掛けてレベルを一定に仕上げようとしたり...今から思えば「知らないって恐ろしい」笑い話でしかないが、そういった経験が後々役立っていると実感することも多い。
 だからシミュレータかませてDAWでレコーディングというスタイルはどうもピンと来ないが、今時のレコーディング機材はProtoolsやCUBASEなどのDAWソフトとハイスペックPCの組み合わせが主流だそうな。ただ、海外など一部ではMTRに回帰する動きもあるようだ。

 MTRの現行品は業務用の高価な物か、或いは同時録音チャネル数や入力端子が極端に少ない個人向け廉価版(?)ばかり。
 入力チャネル数が少ないと別途ミキサーを用意しなければならず、ただでさえ楽器類で埋まっている狭い部屋へ更に機材を置くのは現実的ではないという現状から「MTRがもう一台あると嬉しいんだけど、置く場所がねぇ...」と迷っていたところへ、突然「不動のMTR要らない?」と声が掛かったので「これ幸い」とその話に乗ったのだった。
 HDD交換で無事復活したので、これで思う存分レコーディングできそうだ。(ん?)

埼玉県和光市まで往復 [音楽]

 先週、状態の良さそうな電子ドラムがオークションに出ていたのを子供が見つけ、「多分落札できんとは思うけど、一応入札してみよっか」と話しながら入札した。
 ところが、出品説明の「配送の手配は一切しないので、落札者が引き取りに来て下さい」という一文が利いたらしく、思いもよらない安値で落札してしまった。出品者が指定する受け渡し場所は埼玉県和光市。落札しちゃったのだから、引き取りに行かねばなぬ。(汗)
 出品者と調整した結果、2月16日の11時に引き取りに行くと決まった。

 実は、入札時に「万一の時に備えて」と大雑把に調べてあった。
 地図サイトのgooやmapionのルート検索で「渋滞予測・あり」で検索すると、東名道を利用するルートが出て来る。しかし、首都高中央環状道を通る設定になっている。数年前の話だが、首都高では頻繁に渋滞に遭って参ってしまったことがあるので、できれば通りたくない。
 mapionは経由地を設定できるので諏訪湖SAを経由地にして検索し直すと、中央道から環状八号へと進むルートが出た。「渋滞予測・あり」の条件設定だと時間はおよそ5時間半となる。「朝早く出れば昼までには現地に着けそうだな」とは思ったが、まさか本当に行く羽目になるとは...。(絶句)

 16日は4時50分に起きて身支度をし、妻が昨夜のうちに作っておいてくれた朝食用サンドイッチを持って5時過ぎに自宅を出発。いつものように県道183・県道461(尾張パークウェイ)・県道49と進んで小牧東ICから中央道に入る。6時前だからまだ暗いが、走っていると東の空が明るくなってきた。
 小牧東ICに入る時の気温は-1度だったが、恵那IC手前では-5度。外はかなり冷えているらしい。路面は乾いているから問題は無いが、むやみに飛ばさず制限速度前後で淡々と進む。
 7時をだいぶ過ぎたので、諏訪湖SAに入って朝食を食べる。天気が良くて諏訪湖全体を見渡せた。
諏訪湖SAから眺める諏訪湖
諏訪湖SAから眺める諏訪湖
西を見ると、有明の月が。
諏訪湖SAから見る有明の月
8時前だからか、或いは平日だからなのか、駐車場にはあまり車が停まっていない。
諏訪湖SAの駐車スペースは空いていた
15分ほどで再び走り出す。

 交通量は結構少なく、覆面パトも見かけないのでスムーズに進む。山梨県に入ったら、電光表示板で頻繁に「首都高 渋滞」の文字を見かける。朝の渋滞が始まっているようだ。
 大月JCTを過ぎると交通量がだいぶ増える。特にトラックが多いが、走り難いほどではない。
 八王子JCTのかなり手前から電光表示板に「国立付中-高井戸 渋滞15km」の表示が出るようになる。「うへぇ、これから行く所じゃん。参ったなぁ」と思いながら進むと、渋滞の長さが見る度に短くなってゆく。朝の渋滞が時間と共に解消されてきているらしい。「じゃぁSAとかに入って時間を消費すると、渋滞はもっと短くなるかも?」と思い、石川PAに入った。
立ち寄った石川PA
売店は凄い人出、しかも中国語ばかりで日本語は全く聞こえてこない。駐車場に出ると、拙者のアルファロメオをスマホで撮影する中国人が多い。そんなに珍しいの??
 続々と入って来る観光バスから大量の中国人が吐き出されてくる。「中国人観光客が多い」とニュースで頻繁に流しているけれど「なるほど、その通りだ」と実感する。駐車場は観光バスの数が非常に多い。
石川PAの駐車場は観光バスが多い
 20分ほど休憩してから走り出した。

 交通量が非常に多くて走り難く、「これだけ車の量が多ければ渋滞しても当然だわなー」と思っていたら、高井戸ICの5km手前で遂に渋滞に捕まってしまった。幸い完全に停まってしまうような状態ではなく、10km/h前後で少しずつ前に進んで行く。15分ほど掛かって高井戸ICに着き、ICを降りて環状8号(都道311)へ。
 環八雲や渋滞で有名な道だけあって、走り始めから早速渋滞気味だ。(唖然)ノロノロヨタヨタと進むが、時間が掛かる割には距離は伸びず、クラッチを踏む左足が段々と疲れて来る。
 途中で笹目通りへと進むが、環八ほどではないものの、かなり混雑している。1時間近くかかって、10時半少し前にようやく指定場所に到着。
高井戸ICから1時間近く掛かって到着

指定の時間まで30分ほどあるけれど、指定された場所にある建物の中に入ったら、既に積み出しの準備がされていた。
受け渡し指定の場所にある建物

 電子ドラムは、組みあがった状態のままでは車に入らないので、分解しながら積み込んで行く。
分解中の電子ドラム
1時間ほどかかって、全てを車に積み込んだ。段々気温が上がって来て、終わる頃には汗をかくほどだった。
電子ドラムを分解して車に積み込んだところ
部品同士がぶつかる所にはぼろタオルを挟んで傷が付かないように養生してから走り出す。

 来た道を戻るが、環状8号は行きの時よりも渋滞が酷くなっていた。
環状8号の渋滞は更に酷くなっていた
動いている時間よりも停まっている時間の方が圧倒的に長い。
 高井戸ICは都心方面しか入り口が無いので中央道・調布ICまで国道20を進むのだが、この道も渋滞気味で、少々うんざり。
調布ICへ向かう国道20も渋滞気味でうんざり
何の木かは知らないが、かなり背の高い並木が続いている。途中で12時を過ぎてしまった為、持参したスニッカーズを昼食代わりに車内で食べた。

 食べ終わる頃にやっと調布ICに辿り着き中央道に入る。既に12時半を回っている。
 昼下がりの中央道は交通量が意外なほど少なく、とても走り易い。時折遅いトラックなどを抜かしつつ淡々と進む。
 雪が地面にあったのは標高の高い八ヶ岳周辺のみ、どこも秋とあまり変わらない風景になっている。なんだか今年は雪が少ないなぁ。途中、トイレ休憩も兼ねて小黒川PAに立ち寄る。
立ち寄った小黒川PA
南アルプスは白いが、それ以外は雪が無い。
小黒川PAから見る南アルプス
ここで、家族用にりんご乙女と高頭まん頭を購入。
小黒川PAで買ったりんご乙女と高頭まん頭を購入
10分ほどで再び走り出す。

 急ぐ訳ではないので、相変わらず淡々と進んで行く。中津川IC手前で遅いトラック3台を抜こうと追越車線を走っていたら、後ろからやたらと速い黒のシエンタがピタッとくっついて来た。「ありゃぁ、急いでるのかな?」と思い、トラックを抜き終わって直ぐ走行車線に戻ったら、かなりのスピードで先へと進んでいった。見た感じで140km/h以上は出していたと思う。
 途中で給油ランプが点灯したので、恵那峡SAに寄ってハイオクを10リットルだけ入れた。高速道だと割高なので、あえて満タンにはしない。

 その後も淡々と進んでシエンタのことはすっかり忘れていたが、恵那ICの手前で何故か70km/hという異様に遅い速度で走行車線を進む車の列が見えて来た。
 カーブが多いので先頭は見えないが「遅い軽が蓋してるのかなぁ?しかし、追越車線を誰も走らないのはおかしいわな。」注意しながら追越車線を進むと、先頭に赤いパトライトをクルクル回している白いクラウンが居るではないか。そのすぐ後ろには、先ほど威勢良く走っていた黒のシエンタが居た。どうやら覆面パトの餌食になってしまったらしく、2台仲良く恵那ICを降りて行った。合掌。(-A-)
 その後覆面パトを見かけることは一度も無く、小牧東ICで降りて朝来た道を戻る。途中、派手な装飾の喫茶店の近くを通ったので画像に収める。
装飾で有名になった喫茶店
昔からあるお店だが、遂に50周年を迎えたらしい。
 自宅には17時少し前に無事到着。本日の走行距離は753km。

 少し休憩してから車から運び出し、帰宅した子供が妻と共に夜に組み立てた。
組み立てたV-Drumのセット
倉庫のような建物の中では大きさは感じなかったが、実際に設置するとかなり大きい。こりゃぁ、この部屋は音楽専用だな。(笑)

りんご乙女(大)24枚入 [その他]

りんご乙女(大)24枚入 [その他]

  • 出版社/メーカー: 株式会社マツザワ
  • メディア: その他



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