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Steinberger GP-2Sの弦交換 [音楽]

 スタインバーガーのGP-2Sを購入してから早10年以上経過しているけれど、よくよく考えると弦を交換した記憶が全く無い。「いくらなんでもいい加減交換しないとマズイよなぁ」と思いながらもそのままになっていたが、別件で自宅近くのハードオフに寄った際、ジャンク品が放り込まれた籠の中に弦があるのを見つけて救出してきた。
Steinbergerのギター弦パック
ダブルボールエンドの弦は高いのが難点だが、これはかなり安い。パッケージの裏を見たら、なんとスタインバーガー自身が出している弦のようだ。
Steinbergerのギター弦パックの裏面
買う時に「Transcale」という文字が入っているのが思いっ切り引っかかったが、「まぁニャンとかなるでしょ。」
人生はニャンとかなる!
人生はニャンとかなる! ―明日に幸福をまねく68の方法

人生はニャンとかなる! ―明日に幸福をまねく68の方法

  • 作者: 水野 敬也
  • 出版社/メーカー: 文響社
  • 発売日: 2013/10/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

 GP-2Sの弦を取り外す。ダブルボールエンドなので、ブリッジ側にあるチューニングノブを緩めるだけで簡単に外れる。
GP-2Sの弦を外したところ
弦を見ると、プレーン弦だけでなくワウンド弦にも錆が出ていた。
外した弦はワウンド弦も錆が出ている
10年以上張りっ放しだったからなぁ。(汗)
弾く頻度はとても低いので
# 何せ練習嫌いなもんで...(^^ゞ
フレットの減りは殆ど無いものの、全体的にくすんでいる。
フレットは手入れ不足でくすんでいる
序にフレットも磨くことにする。フィンガーボード(指板)を傷めないように保護するには、一般的にはマスキングテープを使うらしい。しかし、自宅には生憎無いので、手近にあった養生テープの切れ端を使う。
養生テープで指板を保護する
液体コンパウンドで磨くが、フレット一本に使う量は米粒の半分より少ない量で十分だ。
フレット1本を磨くのに使う液体コンパウンドの量
見れば判ると思うけれど、画像右1本が磨く前、左2本が磨いた後。実際に磨いてみると、その差に唖然とするほどだ。
フレットを磨く前(右)と磨いた後(左)
フレット全部を磨くのに1時間ほど掛かった。
GP-2Sのフレットを磨き終えたところ
フィンガーボードはフェノリックという樹脂が使われているので、レモンオイルなどで保湿する必要は無い。念の為に一通りウェットティッシュで拭いたら、結構汚れていた。
フェノリック指板は結構汚れていた
これで弦を張る準備は完了だが、一度も中を見たことが無いので、点検も兼ねてピックガードを外して確認する。
ピックガードを外して中を点検
EMGピックアップの配線はハンダ付け不要のコネクタ式になっている。内部に問題は無く、奇麗な状態だった。
パッケージから弦を取り出して張ろうとすると、案の定少々長い。
IMG_5620.JPG
現行モデルのSynapse Transcaleは通常のギターよりもスケール長が長いので、弦もそれに合わせて長い。GP-2Sは普通のレギュラースケールだから、ボールエンドの位置が合わない。買う時に引っかかった事が見事に悪い方向に当たってしまった。

 まぁそんな事もあるだろうと思って、ストリングアダプターを購入しておいて正解であった。ちなみに、これは国内で個人が作成したものを分けて貰った。
購入しておいたストリングアダプター
スタインバーガー自身も同様なアダプターを以前出していたが、1万円を軽く超える値付けがされていたので手が出なかったのである。よく見ると、突起が2つ出ている。
ストリングアダプターには突起が2本ある
GP-2Sのヘッド側を見ると、穴が2か所開いている。
ヘッド側を見ると2か所に穴がある
突起がこの穴に嵌まって簡単にはズレないようになっている。
新しい弦もダブルボールエンドなので、アダプターに通す為に片方を切断する。
ダブルボールエンドの片方を切断する
弦全てを張ったら大雑把にチューニングして一晩放置しておく。
弦を張り終わり大雑把にチューニングしたところ
翌日、オクターブ調整を行い、調整し終わったらブリッジ側面にあるロックボルトを締め込んでおく。
オクターブ調整してロックネジを締め込んだところ
スケールが違うからなのか、1弦と2弦はブリッジの調整範囲を超えていたので、ギリギリまでブリッジの駒を追い込んだ。これで作業は完了である。

 確認の為にヘッドホンアンプで音を一寸出してみたら、和音が濁らず奇麗に鳴るようになった。フレットがピカピカなのは見ていても気持ち良い。ストリングアダプターがあるので、一般的な弦も使えるようになったから、これからはもう少し短い期間で弦を交換していこう。(笑)

テスタロッサでアクティ森へ [フェラーリ]

 9月24日、テスタロッサを購入したお店「ロッソ・コルサ」のツーリングで、静岡県森町へと出かけた。自宅から直接静岡県へ向かうので、前日に「遠州森町PAで待ってます」と事前に連絡を入れておいた。

 長野県から来る一団は駒ヶ根SAを9時に出発するという話だったので、「10時半頃までにPAに着いていれば良いだろう」と、8時半頃に自宅を出発する。自宅周辺は曇ってるだけで雨は降りそうにないので、ついつい傘を持たずに走り出してしまい、国道155で小牧まで走り、小牧ICから東名道に入る。雨は降っていないが、路肩が所々濡れている。交通量が非常に多くて、追越車線でも90km/h程度しか出せない。「まーぁ、時間はあるから焦らずに」と思いながら進む。
 名古屋ICを過ぎると徐々に交通量が減って走り易くなり、巡航速度も徐々に上がって行く。「ようやく走り易くなった」と思ったのも束の間、何故か前方で走行車線と追越車線の両方が数珠つなぎになっている。「なんじゃ、ありゃぁ?」数分後にはその最後尾に着いてしまうが、2車線とも塞がっているので仕方なくそのまま追走する。東名三好ICを過ぎると急に追越車線の車が加速しだしたので「へぇ?」と思いながらICへと降りる道の方を見たら、黒いクラウンの覆面パトが走って行った。「そうだったのか...そりゃぁ抜くに抜けんわなぁ。」

 「これでスッキリしたから走れ...ん?なんで数珠つなぎになってるの??...また覆面かよぉ!」すんなり進んだのはほんの数分だけ、またしても覆面渋滞が発生。「これじゃぁ低速道路だよなぁ。(溜息)」幸い、豊田JCTで新東名道に入ったら、覆面パトは付いてこなかった。やれやれ。(笑)
 ここからは快適な速度で進む。だが、空がとても重たい感じ。(汗)「こりゃぁ一雨来るかな?」と思いながら走っていたら、三岳山トンネルを抜けたら少し強い雨になる。が、進むうちに小降りになり、相変わらず空は降りたいような顔をしているけれど徐々に止んだ。

 10時半よりもだいぶ前に遠州森町PAに到着。雨は降っていないし、路面も濡れていない。周囲の景色を眺めながら長野県勢を待つ。ユリは森町の町花なんだだそうな。
遠州森町PAの庭に咲く花
西の方向を見ると遠景が霞んでいる。
遠州森町PAの西方向は雨で霞んでいた
「あれ、随分と霞んでるなぁ...え?ひょっとして、あっちではもう雨が降ってる??」デジカメを望遠にして撮影してみたら強く霞んでいる。やっぱり降ってるみたい。
西側はすでに降っているようだ
「こりゃ、そのうちに降り出すな」と思ったら、案の定5分ほど経って降り出した。「しまったなぁ、傘持って来なかったぞ」と思ったけれど、後の祭りである。

 しばらくして静岡から参加のYさんが登場、2人で長野勢を待つ。Yさんは静岡市で強い雨に降られたそう。
 雨が段々強くなる。Yさんによると11時に待ち合わせと決めたそうだが、10分近く経っても誰も来ない。そこでYさんが連絡したら、小さい方の駐車スペースに居るという。そちらに向かうと、1台以外は既に到着済みだった。長野方面は降っていなかったけれど、静岡県に入ったら降られたそうだ。
 今回は仕事や学校の運動会などと重なって参加人数が少なく、まだ到着していない1台も含めて7名。なんでも遅れて現地で参加する人があるらしい。
 そのうちに残り1台も到着。全員揃ったので出発し、そのままスマートICから出て下道を進む。県道58・県道399と走って15分ほどで目的地のアクティ森に到着する。

 なんでも今日は花火大会があるとかで駐車場が制限されていて、一寸離れた位置に停める羽目になった。こんな雨の中、本当に花火大会をやるんかい?傘を持ってこなかったので、車内にあったタオルを頭から被って傘の代りにするが、こんな状態だと屋根が無い場所じゃぁデジカメでも撮影できないなぁ。
 受付で聞いたら「前売り券が完売しているので実施します。花火は雨でも打ち上げできるタイプです」だって。しかも「花火の準備の都合があるので、申し訳ないですが15時までには撤収をお願いします」と。降りしきる中を川の方に向かって歩くと、建物の裏側になる場所がバーベキューの会場になっていた。屋根があるので、傘が無くても大丈夫。ホッとする。
 事前予約制のバーベキューは、箱の中に収められている。
事前予約したバーべキューは、一式が箱に入っている
蓋を開けると、調味料や皿・箸など必要な物全てが入っていた。「一寸足りないかも?」と、がんこ焼きと十兵衛餅をそれぞれ数本ずつ追加した。
箱の中にはバーベキューに必要な物全てが入っている
半分に切ったドラム缶がコンロ代わり、早速炭を入れて火を起こす。
ドラム缶コンロで火を起こす
しかし、着火剤が湿気で弱いのか、炎どころか赤くすらならない。団扇で散々煽るが、それでも火が弱い。
用意された炭の量では、バーベキュー用には少々火力不足
4人前後ならこれで良いだろうが、食材は8人分だから、やっぱり火力が足りない。しかも、コンロが地面に直接置かれているので位置が低く、少し屈んだ姿勢になるので何ともやり難い。とりあえずは焼きそばから着手、調理中ずーっと団扇で扇いで何とか出来上がった。
出来上がった焼きそば
次は栗入りのおにぎりをほおばりながら肉を焼くが、火力が弱くてなかなか進まない。
栗入りのおこわを頂く
「こりゃぁ炭が足りないぞ」と受付に連絡したら「費用に含まれる炭は今ある分だけです。追加は一箱5百円です」だと。しかし、このままでは遅々として進まず、一寸バーベキューには苦しい。
 「しょうがねぇなぁ」と炭を一箱追加し、ひたすら団扇で扇ぐ。すると、徐々に火の勢いが強くなってきたので、肉を焼く時間が格段に短くなった。炭で焼く肉って美味しいねー。
焼き上がった豚肉
「皿が足りない」と受付に連絡したら「10枚百円です」だと。「えぇーっ!?」と一同どよめいたが、無いと困るので百円を差し出した。
 食べながら周囲を見回す。相変わらず強い雨が降り続いている。
バーベキュー会場から見上げる雨の空
川岸方向にはヒガンバナが咲いていて奇麗だ。
IMG_5539.JPG
そうこうしているうちに後発の現地参加グループ7名が到着、再び食材を焼いて提供する。

 ほぼ食べ終わった14時半頃、係員が「花火大会の準備がありますので、申し訳ありませんが15時までには撤収をお願いします」と伝えに来た。食べ終わった後の片づけは係員が全部やってくれるそうだが、ゆっくりする時間が無いのは一寸慌ただしい感じ。
 雨の中を車の方へと戻る。
今日の参加車両
今日の参加車両
静岡方面・長野方面・尾張地方と行き先が違うので、ここで事実上の解散となる。「お疲れさまでしたー!」

 来た道を戻り、遠州森町スマートICから新東名道に入る。雨はやや強めで、ずーっと降っている。そんな中を淡々と進み、豊田東JCTで長野方面の車列と別れて豊田JCTへと進み、東名道に入る。すると、降り方が徐々に弱くなっていった。上郷SAに寄って家族へのお土産を買う。
上郷SAで買った西尾抹茶餅
SAで売られているお土産は大半が乳化剤入りで、添加物が入っていないのはこの餅ぐらいだった。どうして「食べる毒」を濫用するのかねぇ?
# 因みに、本物の抹茶が使われていて、本当に美味しいんだ、これが。
豊田ICを過ぎて東名三好ICを通る頃には雨は上がったが、交通量はどんどん増えて行く。名古屋ICを抜けると交通量が少し減って走り易くなる。淡々と進んで小牧ICで降りて、朝来た道を戻る。自宅近くのスタンドで給油し、17時15分頃に無事自宅に到着。本日の走行距離は293.5km、燃費は7.2km/L。

 自宅では殆ど雨は降らなかったそうだが、現地ではタップリ降り込められた。(汗)
 通常なら延期か中止にするところだろうが、アクティ森は自治体が運営していて融通が利かないので、開催を強行することになった。バーベキューをしていたのは我々のグループだけで貸し切り状態だったけれど、晴れた土日だと予約で満員になっていることが多いんだそうな。
 まぁ、土砂降りの中でバーベキューするなんて滅多に経験できることじゃないから、良い思い出にはなるかも、ね。(笑)

電撃ラケット「ナイス蚊っち」の修理 [電子回路]

 4年前に修理した「カットリくん」は昨年トランスが駄目になって動かなくなってしまったので、ホームセンターで新たに「ナイス蚊っち」を購入して使っていた。今年の夏は何故か蚊の発生量が多く、あちこちで使うと1つでは足りない。だから、同じホームセンターで色違いの緑も買い足した。
ナイス蚊っちが二つ
先日、古い黄色の方を使っていたら、突然動かなくなってしまった。
 「ははーん、こりゃぁスイッチだな」と思い、蓋を開けてスイッチの導通をテスターで測ってみる。
ナイス蚊っちの蓋を開けたところ
すると、スイッチを押しても抵抗が無限大のまま。ごく稀に繋がって10Ω程度になる時もあるが、こんな状態ではまともに使えない。
 ジュエリースケールのスイッチ修理と同じように分解して直そうとしたが、スイッチが収まる部分がギリギリのサイズで、グルーガンで留めると元の位置には収まらない。「うーん、参ったなぁ...待てよ、確か同じようなタクトスイッチがあった筈。」部品箱を漁ったら、リード線が4本のタイプだが同じサイズのスイッチが見つかった。
部品箱から出てきた同サイズのタクトスイッチ
本来なら1.5A程度流せるスイッチにするべきだが、このサイズよりも数倍大きくなってしまう。収まらないのでは意味が無いので、電流容量には目を瞑ってこのスイッチを使う事に。
 今までのと違ってリード線が角に4本出ているタイプなので、そのまま元の位置に収めようとするとリード線が邪魔してしまう。
新しいタクトスイッチだとリード線が邪魔できちんと収まらない
新しいタクトスイッチだとリード線が邪魔できちんと収まらない
使うのは2本だけで良いので、残り2本は折り曲げて邪魔にならないようにしてからハンダ付けし、元の位置に収める。
スイッチを付け替えたところ
蓋をしてネジを締めこめば完成である。
修理を終えたナイス蚊っち
輪ゴムは、爪が折れて外れ易くなった電池の蓋を押さえる為だ。

 古い方のスイッチは分解して修理し、予備の部品にする。
取り外した古いタクトスイッチ
修理は以前と同じ方法で、まず金属の蓋を固定している四隅の樹脂をカッターナイフで切り取る。
金属蓋を固定する樹脂を切り取ったところ
金属の蓋をそっと持ち上げれば、内部を取り出せる状態になる。
タクトスイッチの金属蓋を取り外したところ
中に入っている接点は案の定傷んでいる。
中の接点は傷んでいる
スイッチ本体側の接点は殆ど傷んでいないみたいだ。
スイッチ本体側の接点は殆ど傷んでいない
傷んだ接点を拡大すると、接触する部分の酸化が激しい。
傷んだ接点を拡大したところ
NeverDull(ネバーダル:金属磨き)で半分磨き上げると、酸化の度合いが良く判る。
接点の半分をNeverDullで磨いたところ
全ての接点を磨いたら、元通りに組み立てる。
接点を全て磨いて組み立てる途中
金属の蓋を嵌めれば修理は完了、後はグルーガンで軽く固定して部品箱に入れておけばOKだ。

 この手の製品は、部品の規格を度外視して作られている為、数年持つか持たないかという程度の寿命しかない。
 仮に規格通りの部品を使って同じ物を作るとすると、部品の金額だけでも5倍以上に跳ね上がってしまうので、同様の価格で販売することはまず無理だろう。だから、このままでも仕方ないのかも知れないね。

古い扇風機の修理は手強い [電子回路]

 自宅の古い扇風機は、動かすと時々「カラカラ」という小さな音がするようになった。
昭和の時代の扇風機
昭和30年代後半に製造されたと思われる、日立製作所のD-3030という機種である。
日立の古い扇風機D-3030
本体上部にオイルを差す穴があるので、そこにミシン油を数滴たらした。
本体上面にあるオイル穴
しかし、やっぱり音は止まらない。何しろ拙者よりも年寄りだから、あちこちだいぶ草臥れている筈。羽根を覆っているカバーも緩くなってガタガタしていることもあり、一度バラシてみることに。

 まず、羽根を覆うカバーを外す。
羽根を覆うカバーを外したところ
背面のカバーはネジ一本で留められている。
背面のカバーはネジ一本で留められている
背面を開けたら中は埃まるけ。
背面カバーの中は埃だらけ
50年以上経ってるにしては、案外埃は少ないという感じがする。カバーに覆われていたからだろう。
 羽根を覆うカバーがガタガタ動くのは、支えている支柱の根元にあるボルトが緩んでいるからだった。
羽根を覆うカバーを支える支柱のボルト
オイル穴の下には漏斗状の樹脂パイプが繋がっているけれど、中は埃が厚く積もっている。これでは注した油を吸ってしまって、肝心なモーターの軸に届かない。
オイル穴に繋がる樹脂のパイプは埃で詰まっていた
中の埃を全て摘み出して奇麗にする。
 ここまでは順調だったが、どうやっても羽根が外れない。付け根にあるネジを外してもビクともしないのだ。
扇風機の羽根の根元にあるネジ
そういえば、この扇風機の羽根を外したことは一度も無い。組み立ててあるのだから当然外れる筈なのだが、何をどうやっても外れてくれないのだ。

 実は、この作業を始めたのは暑くなってきて扇風機を使い出した5月初頭で、以後ずーっと時々羽根外しで格闘しているのだけれど、外せないまま現在に至っている。羽根が外れないと全体を分解することができないので、何としても外したいが...今のところ、いつ外せるかは不明なのであーる。(滝汗)
 この記事の続編を書ける日が来ると良いのだが...???

グヤトーンGA-7のレストア作業(その2) [電子回路]

前回からの続き)

 入出力のジャックは全て6.3mmΦ標準が使われているけれど、どれも接点が酸化している。
ジャックの接点が酸化している
この程度なら実用上は問題無いが、バラした序にNeverDullで磨く。
ジャックの接点をNeverDull(ネバーダル)で磨いたところ
チップ部が酸化しているのなら、スリーブ側も当然同じ状態だ。
ジャックのグラウンド側も参加している
こちらも同様に磨く。
グラウンド側も磨いたところ
一通り作業し終えたら、次は基板の配線を追って配線図を作成する。通常のレストア作業ならそこまでする必要は無いとは思うが、このGA-7は修理されたらしいので、どの部分を修理したのかを追跡するには回路図があった方が何かと便利だからだ。

 まず、基板をデジカメと平行になるように置いて、画素数を多くした状態でデジカメで撮影する。
基板のハンダ面を撮影する
撮影した画像のままでは容量が大きくて扱い難いので、色数を減らして加工し易くする。
基板画像の色数を減らして容量を減らす
色数を減らすと近似色に変換される部分も多くなるので、必ずしも輪郭のみが取り出せるとは限らない。基盤そのものは茶色なのだが、この画像も光の当たり具合で違う色で近似された部分が多く出た。お絵かきツールでちょこまか修正して、大雑把にはそこそこ奇麗になった。
減色による近似色を修正したところ
# 後になって考えればGIMPとかで予め色合わせした上で減色すればもっと簡単に出来たのかも...
これをグレースケールに変換し、配線で隠れていた部分は手書きで修正、更に細かな修正を加えれば基板の配線パターン図は完成である。この作業だけで丸一日掛かってしまった。(汗)
モノクロ化して完成した基板の配線パターン図
これをプリンタで打ち出し、基板を見て部品の内容を書き込む。この作業もほぼ丸一日掛かった。
基板配線パターン図に部品の情報を書き込んだところ
これを基に手書きで回路図を起こす。
完成した手書きの回路図
逆フローなのでおかしな部分はあるものの、とりあえずは必要な物が出来上がった。

 回路図を基に改めて基板を見直す。基板上の部品は、機能で分けると大体こんな風になっている。
基板の配線パターン図を機能別に分類したところ
水色はグラウンド・レベル、ピンクは電源ラインである。
 LINE入力は2SC1685のバッファ回路で受けて、イコライザーを通らずトーンコントロール回路に直接繋がる。
 INPUT(ギター・ベース・キーボード)入力はHIGHとLOWに分かれているけれど、内部では単に信号を受ける部分の抵抗値が違うだけで、2SK30Aと2SC1685のバッファ回路で受けている。この回路から機器別イコライザー回路へと繋がる。
 機器別イコライザー回路は6552オペアンプ2個で構成されていて、スイッチで回路を使い分ける。キーボードはイコライザー回路を通さずにトーンコントロール回路へと繋がる。ギターとベースはそれぞれイコライザー回路を通ってからトーンコントロール回路に繋がる。
 トーンコントロール回路で高音域(TREBLE)と低音域(BASS)を増減してパワーアンプ回路へと信号を流す。この部分はパッシブ(受動回路)で、オペアンプ等の増幅素子は使われていない。
 パワーアンプ回路はLA4660一つだけで賄っている。データシートを見ると、電源13.2V(自動車のバッテリー電源)の時に12Wの出力がある。練習用アンプとしては十分だ。

 改めて部品面を見ると、タンタルコンデンサが機器別イコライザー回路で2か所使われている。
使われているタンタルコンデンサ
部品の表記が現在の物と違う。そのサイズから、恐らくは「V68」が0.68μF、「V15」は0.15μFと思われる。この容量なら安いマイラーコンデンサを使いそうなもんだが、このコンデンサの周囲は抵抗とマイラーコンデンサが密集しているので、マイラーコンデンサでは場所が足りなかったのかも知れない。
# 昭和の頃はマイラーコンデンサって結構大きかったんだよね。

 ハンダ面を見ると、パワーアンプ部にハンダ付けをやり直したような形跡がある。
パワーアンプ部ははんだ付けをやり直した跡がある
この時代ならハンダ浴で基板全体を一度にハンダ付けしている筈。しかし、電源平滑用コンデンサのリード線は再度ハンダを溶かした形跡がある(線で囲んだ部分)ので、取り換えられているようだ。
部品を付け直したらしきハンダの跡
LA4460もハンダをやり直した跡(線で囲んだ部分)がある。
LA4660も再ハンダされているらしい
ということは、修理では何らかの原因で飛ばしてしまったパワーアンプの部品を交換したのではないだろうか。
 他には再ハンダらしき跡が無いので、イコライザーやトーンは出荷時のままだと思われる。

 これで調査は一通り終わった。次は劣化しているであろう電解コンデンサの交換に取り掛かりたいのだが、生憎同じ容量が手持ちの中には無い。大須・アメ横辺りに行って調達してこなきゃね。

(続く)

グヤトーンGA-7のレストア作業(その1) [電子回路]

 1か月前に手に入れたGuyatoneのギター・ベース・キーボード用アンプGA-7は普通に動く状態ではあるものの、自宅に届いた時から本体を動かすと内部で「カラカラ」という乾いた音がするのがどうも気になる。
GuyatoneのアンプGA-7
電源ケーブルの印刷を見ると製造は1981年(画像右上の端)、既に35年経っている。
電源ケーブルには1981年と印刷されている
今後も末長く使い続けたいので、全体をバラシてオーバーホールすることに。出来れば、意味不明な前面右下のシールも取りたいし。(笑)

 前面にある六角ボルトを外すとフロントパネルが外れてくる。
GA-7のフロントパネルを外したところ
銀色のアルミ板は回路の放熱板だが、「85.5.1」という日付らしき文字が書き込まれている。この板はLA4460というカーオーディオ用パワーICに繋がっている。
放熱板に繋がるLA4460
ネジを外して放熱板を外すと、回路基板の部品面が見える。
GA-7の内部回路
4558型のオペアンプ6552が2つ使われている。
 基板はボリウムやスイッチのナットでフロントパネルと繋がっている。フロントのツマミを取ると、固定しているナットが見える。
フロントパネルのツマミを取り払ったところ
ナットを外せば、フロントパネルから基板が外れる。
フロントパネルを外したところ
スピーカに積もっている埃の量が、今までの年月を語っているかのようだ。
 埃を掃除機で吸い取ってからスピーカを支えているパネルを外すのだが何故か簡単には外れず、かなり強引に引き剥がした。
スピーカーパネルを外したところ
画像では分かり難いけれど、パネルと筐体との間にボンドが薄く塗ってあった。だから簡単には外せなかったのだ。しかし、ネジ止めできちんと固定されるのに何故ボンドを???
 筐体内部には、樹脂製の部品が転がっていた。これが「カラカラ」という音の原因だった。
カラカラという音の原因は樹脂製の支柱が外れた為
結構大きな部品である。
樹脂製の支柱
筐体内部を見るとボンドの痕がある。そこに合わせてみると、なるほどピッタリ収まる。
支柱を立てたところ
この部品は支柱だったのだ。ボンドの劣化で外れてしまったらしい。
 リアパネルのネジを外し、ジャックも全て外したが、100Vのヒューズは部品をパネルに通してからハンダ付けされているので、そのままでは外せななかったが、大雑把には一通り分解し終わった。
GA-7を全て分解したところ
ジャックやスピーカーなどの基板外の部品が多いので、基板に繋がる配線も多い。
基板には多数の配線が繋がっている
筐体内部の底面にはシールが貼られている。
修理の完了を示すらしいシール
経年でインクが薄くなっているけれど、ボールペンらしき字で「86-12(修理完了の時期?)」「16-796(修理の管理番号?)」と書かれている。

 高校時代に使っていたGA-7は漏電による感電が酷くて何度も修理に出したけれど、修理する度にベースの低音が削られてしまい、本来の音とはかけ離れていった。しかも4回目位の修理で「これ以上は手の施しようがない」とメーカから言われたものの、それでも漏電が止まらなくて参ってしまった。
 当時の記憶を辿ってみると、外観に変化は無いが、リアパネルのインプットジャックはハイ・ロー共に金属製スペーサーをリアパネルとの間に挟んであった。何故そうしたのかは今となっては分からないけれど、アース接地が不完全と考えたのかもしれない。
 今改めて考えると、整流素子に不具合があったのでは?と思う。そうでなければ、交流が直接回路に雪崩込んで来るなんてことは考え難いのである。基板を見ると、整流素子は当時一般的だったブリッジ整流ダイオードW02が使われている。恐らくは、外観に問題が無いのでダイオードの不良に気が付かず、ダイオード以降の回路で何とか電源周波数の60Hzを抑え込もうとして、結果として周波数帯が重なる低音部も削ってしまったのではないだろうか。

 このGA-7にどういう不具合が発生して、どうやって修理したのかは判らないが、完全なオリジナルのままではないという可能性もある。部品を交換すればハンダ付けをやり直した跡があるだろうから、基板を見ればある程度は分る筈。こりゃぁ気が抜けないなぁ...

(続く)

DJミキサーSTANTON M201の修理 [電子回路]

 子供が使っているSTANTONのDJミキサーM.201が「調子が悪い」という。
STANTONのDJミキサーM.201
具体的にはチャンネルフェーダーのガリだが、それ以外にも「高音が何となく弱い」のだそう。
 この手の製品はスライダーボリウムに専用部品が使われていることが多く、部品店では手に入らないことが多い。比較的新しい製品なので、部品劣化はそんなに進んでいないと考えられる。ボリウム内部の摺動面を奇麗にすれば動くことが多いので、まずは分解してみることに。

 まず本体上面のツマミは全て外し、本体底面を見ると外周に沿って筐体を固定しているネジがある。
STANTONのDJミキサーM.201の裏側
ネジを外すと黒い裏蓋が外れて基板が見えてくる。
STANTONのDJミキサーM.201の内部基板
DJミキサーだから耐震を考慮したのか、この基板は26個の木ネジで固定されていて、外すのがちょっと大変だ。ネジを外すと、筐体上側から基板が外れる。
STANTONのDJミキサーM.201の基板を外したところ
配線は繋がった状態でも作業に支障はないので、外さずそのままにしておく。基板上面を見ると、問題のスライダーボリウム(銀色の細長いボックス状の3つの部品)が見える。
STANTONのDJミキサーM.201の基板の部品面
部品を見ると、電解コンデンサには105度のものが使われており、回転型ボリウムも全て密閉型になっている。一般的な電化製品よりも環境の悪い場所で使われることを想定しているのかも知れない。
 但し、単純に「105度対応の部品が使われているから85度対応よりも寿命が長い」という訳ではない。そのような記述をしているサイトも多いけれど、実際には回路の特性や使われる環境に大きく左右される。それに、電解コンデンサはその構造上の問題から部品寿命が有限であり、長期に渡る使用では部品交換は避けられないのであーる。
# だから「古いから、とりあえずケミコンだけは交換しとこ」なんて拙者のような人も多い訳で。
 基板のハンダ面を見ると、一部手作業でハンダ付けしたような痕が複数ある。
ハンダ面には手作業のような痕のある部分もある
部品によっては手作業でハンダ付けされているのかも知れない。

 慎重にハンダを溶かしてスライドボリウムを3つ共外す。
STANTONのDJミキサーM.201で使われているスライドボリウム
全て2連になっていて、抵抗値は一般的な値のものが使われている。
STANTONのDJミキサーM.201に使われているスライドボリウム
ボリウム上面を見ると、妙に脂ぎっている。
ボリウム上面はグリスまみれ
グリスが溶け出しているようだ。基板上ではボリウムの周囲にはグリスらしきものは全くないので、ボリウム内部から染み出たようだ。「どうして内部にグリスが?」と思ったが、案外スライド時の抵抗を無くすためにスライド側面に塗ってあったのかも。
 全体の油分を拭き取ってからボリウムの分解に取り掛かる。まずは金属ケースのツメを起こす。
スライドボリウムの金属ケースのツメを起こしたところ
ゆっくり基板を外すと分解できる。
スライドボリウムを分解したところ
抵抗体の摺動面(黒い部分)にはグリスが全体的に広がっており、配線部分(真ん中の銀色の部分)にも広がっている。電流の流れる部分にグリスがあると抵抗分になってしまうので、エレクトロニッククリーナーで洗浄する。
ボリウムの抵抗体をエレクトロニッククリーナーで洗浄したところ
更に、配線部分はNeverDull(ネバーダル;金属磨き)で磨き上げる。
ボリウムの内部配線をネバーダルで磨いたところ
スライド本体もグリスまみれになっていて、一部緑青が出ている。
グリスまみれになっているボリウムのスライド本体
ばらしてみると、内部までグリスが回り込んでいた。
スライド本体全体にグリスが回り込んでいる
こちらも同様にクリーナーで洗浄する。
スライド本体の部品をクリーナーで洗浄したところ
スライド本体の底面に付いている接点は摺動面と直接触れる部分が劣化している。
スライドの接点も劣化していた
こちらもクリーナーで洗浄してからNeverDullで磨き上げる。
 ボリウムの金属カバー内部を見ると、やはりグリスが入っていた。
スライドボリウムの金属カバー内部にはグリスが残っている
この状態からすると、製造時にグリスを入れていたと考えられる。スライド本体の側面と上面に当たる部分の量が多いので、やはりスライドさせた時の摩擦低減のためのようだ。こちらもクリーナーで洗浄する。
スライドボリウムの金属カバー内部を洗浄したところ
全部奇麗になったら元通りに組み立てる。
内部全てを洗浄して組み立てるところ
グリスは無くても動作は軽くてスムーズだ。グリスを入れる必要は無さそうなので、もう一つも同じ作業を繰り返しす。

 小さい方のスライドボリウムにはセンタークリックがある。ということは、小さなボールか何かでクリック感を出している筈なので、分解する際には小さな部品を見落とさないように注意が必要となる。
クリック付きのボリウムは小さな部品を紛失しないよう慎重に分解する
スライド本体側面に、案の定小さな金属ボールが入っていた。
スライド本体側面に入っていた小さな金属ボール
取り出してみると、ボールのサイズは1mm、抑えのバネは3mmしかない。
金属ボールは1mm、バネは3mmという小型サイズ
どちらもグリスまみれなので、紛失しないように注意しながらクリーナーで洗浄する。
 抵抗体の摺動面は一見何も付いてないように見えた。しかし、指で触ると油分が付いたのでクリーナーで洗浄し、配線部分をNeverDullで磨き上げる。
ボリウム内部の電気が流れる部分を洗浄して磨く
スライド本体に油分は殆ど無かったが念のために洗浄し、金属ケースの内部も奇麗にしてから組み立てる。小さなバネとボールを押し込んでケースに入れなければならないので、とても気を遣う。
組み立てる際には小さなボールとバネを忘れずに
実は、組み立てている最中に、開けてあった窓から強い風が吹き込んでボールがどこかへ転がって行ってしまい、3時間ほど部屋の床を這い蹲って探し回ったのは、ここだけのヒ・ミ・ツ。(笑)
 全てのボリウムを組み立てたら元通りに組み立てて完成、作業完了である。
修理が終わったSTANTONのDJミキサーM.201
いつもの環境で子供に使って貰ったら「ガリは無くなって、高音の弱さも無くなった」と。修理前はスライドボリウムの部分で高音成分を減衰させていたようだ。これでメデタシメデタシである。

 ちなみに、子供はDJをやる為にこれを購入した訳ではなく、CDJプレーヤーを購入した際に一緒に付属してきた物だ。CDJプレーヤーは頭出しが簡単なので、子供は好んで使っている。曲の練習などにはとても都合が良いのだそうな。拙者の頃はカセットテープに録音してそれを何度も再生・巻き戻しを繰り返したもんだが、今の時代は便利になったねぇ。
 このDJミキサーにはPhono入力が各チャンネルに備わっている。
STANTONのDJミキサーM.201の端子面
MMカートリッジのみ対応だが、アナログ盤DJでMCタイプのカートリッジを使うとは思えないので、現実的な設計だと思う。
 そういえば、自宅のオーディオにはアナログプレーヤーがあるけれど、Phonoイコライザーが無くて使えない状態になっている。必要になったら、これを借りれば済むネ。(笑)

NEC退職者懇談会・一寸遅い夏の部 [雑感]

 前回の開催から3か月弱経った9月3日(土)、久し振りに懇談会を開催した。

 自宅をA170で10時半少し前に出発、名鉄島氏永駅近くへと向かう。H氏を迎えに行くためだ。一宮駅近くを通り抜けて予定よりも少し早い11時少し前にH氏と合流、やや早いのだが早速集合場所へと向かう。
 交通量の多い西尾張中央道(県道14)は時間が読めないので余裕を持たせた積りだったけれど、流れがスムーズで滞るようなことは一度も無く、集合場所には集合時間の30分ほど前に着いてしまった。ちなみに、集合場所は前回と同じ近鉄富吉駅北口、画像も前回と同じものを使っている。
近鉄・冨吉駅は閑散としている
土曜日なのに相変わらず人通りが無くて代り映えしないので撮影していないのだ。
# 実際には撮影し忘れたという噂もある...。(笑)
既にM氏は到着済で、その後電車が到着する度に参加者が集まり、予定通り正午少し前には全員が揃ったので、A170に全員を乗せて目的地のジョイフル愛西店に移動する。こちらも前回と同じなので画像は以前と同じものを使いまわしている。
ジョイフル愛西店
# 実際には...(以下略) (笑)
前回は一寸待たされたけれど、今回は待つ事無く直ぐに窓際の席に陣取った。昼飯時だというのに、随分と空いている。それに合わせているのか、それとも人件費削減なのか、店内を切り盛りする店員は2名しか居ない。
 オーダーしたら早速おしゃべり開始。しばらくして注文した料理が運ばれてきた。
ジョイフルのペッパーハンバーグ単体
皆さんはライスセットを頼んでいたけれど、拙者は体重超過中なので、ハンバーグのみ。

 今回の話題は野球・プロレスに始まってオーディオ・自動車、そして時事問題と多くの分野に話が弾んだ。
 野球やプロレスといったスポーツ関係には興味が無いので、皆さんが話している内容はチンプンカンプン。(笑)普段も新聞のスポーツ欄は読まないので知識が無く、こういう時は黙ってじっと過ごす以外に手が無い。(汗)

 オーディオは、話がどうも拙者の考えとは違う方向へと進んでしまいがち。
 市販品は「高価なものほど良い」という幻想をオーディオ業界がばら蒔いているから、そういうのを信じてしまうと酷い目に遭うんだけど、そこに気が付くきっかけがなかなか無いんだよねー。例えばパワーアンプだけでも平気で百万単位の値段を付けているメーカが数多くあるけれど、録音の現場で使われている機材でそこまで高い物って見たことが無い。まぁ、拙者のように自宅に業務用機器を並べてレコーディングスタジオもどきを作ってしまうような人は少ないって事なんでしょうねぇ。

 自動車も、やっぱり拙者の考えとは違う方向に。
 三重県から参加のH氏が現在使っている車が古くなってきたので、そろそろ更新したいそうな。でもATは嫌だからMTで、となると選択肢がだいぶ限られてくる。しかもわざわざ「新車で」なんて仰せられるもんだから、拙者は「うーん...」となってしまった。
 新車なら不具合が出ないという訳ではないし、同じ金額で中古車ならもっと良い車が狙える筈。或いは、そこそこ程度の良い中古車を探せば、新車よりはかなり安上がりになる筈。
 でも、中古車に漠然とした不安を抱く人も当然居る訳で、この辺は当事者の考え方ひとつだから、拙者がとやかく言う話ではない。
# 「ディーラーを儲けさせてあげたい」とかっていう話なら、拙者の出番は無いし...

 時事問題は、新聞などのメディアに出ている事全て正しい訳ではないという話から多方面に展開してしまい、三重県から参加のH氏が電車の時刻表を取り出した時には既に16時半を超えていた。「ありゃぁ、もうこんな時間!」という訳で、今回はこれでお開きとした。

 支払いを済ませて全員A170に乗り込んだら、三重県から参加のH氏の要望で近鉄佐古木駅へと向かう。なんでも、手に入り難い切符を買うためだそうな。
 佐古木駅で電車組を全員下ろしたら、H氏と共に西尾張中央道へ。「空が重いなぁ」と思っていたら、東側に虹が出ている。
虹が出ている
「はーぁ、東の方は雨が降ったのかなぁ」なんて思いながら走る。時折差し込む日差しでまた虹が見えた。
陽が差すと虹が見える
途中から雨が降ったり止んだりを繰り返す。
 行きも帰りも車内ではWaklmanの中に入れてあるAndy Summersのアルバム「Earth And Sky」を流していた。
Earth & Sky

Earth & Sky

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Imports
  • 発売日: 2007/05/22
  • メディア: CD
H氏に「こういった曲は聴かないかぃ?」と尋ねると「うん。」まーぁ、日本国内では一般受けするようなアルバムじゃないんで仕方ないけどね。
 更に「このアルバムはAndy Summersだよ」と告げるとH氏曰く「え?誰?」「ポリスのギタリスト」と説明すると「あぁ..。」The Policeは誰でも知ってるけれど、そのメンバーの名前となると案外知らない人が多いようだ。ま、予想通りだったけど、ネ。\(..;)

 来た時と同じように島氏永駅近くまで行ってH氏と別れ、一宮駅近くを通り抜けて自宅へと向かう。夕刻で交通量がかなり多く、自宅へと向かうバス路線の通る県道に入ったら車が数珠つなぎ。なかなか進まないので、途中で裏道へと入る。
 こちらも結構な交通量があるものの、絶対数は少ないのでスイスイと進み、18時半過ぎに無事自宅に到着した。本日の走行距離は37.1km。

 次回の開催日時は未定だが、年4回程度という開催間隔を考えると11月辺りが良い?と考えている。ただ、時期的に紅葉とか地方の祭りと重なる可能性もあるので、12月上旬の方が良いのかも知れない。来月になったら、また開催の日程案を練るとしよう。

夏涼しいカルペデイムへ(その3) [雑感]

前回からの続き)

 覚めたのは7時半を過ぎて8時近くになった頃だった。外は明るく感じるが、障子を開けたら霧がかかっていた。
カルペデイムの朝
霧ヶ峰という名前が付いているだけあって、霧がかかている時間帯がとても多い。
カルペデイムからの朝の眺め
湿原の草も緑一色ではなくなってきている。
カルペデイムからの朝の眺め
遠景は霞んだままだが、時間が経つにつれて見えるようになっていった。周囲の木々も徐々に色づき始めている。
色づき始めた木
のんびりしているうちに朝食の準備が整ったので、早速頂く。
カルペデイムの朝食
昨日たっぷり食べたのに、美味しいもんだから朝からガツガツたべちゃうんだよなー。(笑)お腹一杯食べたら食後のデザートだ。
食後のデザート
満腹の筈なんだけど、何故かデザートは入る余地があるんだよねぇ。(苦笑)
 今日は帰るだけで他に寄る所も無いから、慌てて出発する必要が無い。湿原の霧が徐々に晴れていくのを眺めながらゆっくり過ごす。自宅じゃぁこういう事はできないから、ここでしっかり満喫しておかないと、ね。

 11時半近くになった頃、ようやく荷物をまとめて出発の準備をし始める。霧が晴れて薄曇りになっているけれど、外に出るととても涼しい。ここは標高が1400mほどあるから伊吹山の山頂に居るのとほぼ同じ。だから気温が低いのは当然なのだが、周囲がなだらかに続いているので標高が高いという実感があまり湧かない。少しずつ陽が差し込むようになってきた。
泊まった霧ヶ峰ヒュッテ・カルペデイム
オーナーのクマさんに見送られながら11時40分頃に出発。坂道を登って霧の駅に車を停める。A170のメータパネルに表示されている気温は22.5度。
霧の駅周辺の気温は22.5度。
土産と軽い昼食を買い込んでから再び走り出す。

 県道40を下って行くと、メーターパネルに表示されている気温が進むに連れて上がって行く。国道20との交差点「元町」まで降りてきたら、気温表示は30.5度。車内はクーラーをかけているから、気温表示を見ても「外は暑いんだなー」と思うだけで実感が無い。
 国道20を岡谷市方向へ進む。昼の時間帯だが交通量が多く、あちこち信号で止められてしまい、なかなか前に進まない。国道142との交差点「大社通り」は常に渋滞しているので、JR下諏訪駅近くの道を使って迂回し、再び国道20に出る。交通量は相変わらず多い目だ。京セラ長野岡谷工場を通り過ぎ「20号バイパス入口」の交差点で右折して岡谷ICへと進む。
 いつもなら国道20と国道19を使ってゆっくり帰るけれど、出発の時間が遅かったのと、妻がスーパーで食材を買いたいというので、高速道路を使って帰ることに。

 金曜日なのに長野道はかなり交通量が多く、巡航速度はやや遅めだ。岡谷JCTで中央道に入って名古屋方向へと進むが、こちらの交通量はそんなに多くなくて走り易い。対向車線では覆面パトが餌にありついているのを4回ほど見たが、何故かこちらの車線では見かけない。
 小黒川PAに寄って高頭まん頭とリンゴ乙女を購入した以外はずーっと走りっ放しで自宅へと向かう。流れが滞るようなことは一度もなく、淡々と進む。中津川ICを過ぎた辺りから電光表示板に「多治見-小牧 渋滞」の表示が出るようになり「なんで渋滞するの?」と思いながら走っていると、次の電光表示板では「多治見-小牧東 渋滞 5km」という表示になっていた。自然渋滞らしいが、渋滞の長さが伸びているらしい。更に進んで多治見IC手前まで来たら、前方に寿司詰めの車がびっちり並んでいるのが見えるではないか。「こりゃダメだ」と多治見ICで降りて国道19へと進める。

 信州方面から帰ってくる時は大抵国道21を使うので、国道19のこの区間を走るのは久し振りだ。前回ここを走ったのは10年以上も前の話になる。とにかくこの区間は混雑することが多いので敬遠していたが、今回は交通量は多いものの走り難いほどではなかった。内津峠前後の景色は昔と何も変わらないが、市街地は随分と建物が増えている。
 内津峠をトンネルで越えて2つ目の交差点「明知町北」は「小牧東インター有料道路」に繋がっている筈なのに、何故か表示が無い。「あれぇ?有料道路ではなくなったのか??」有料なら引き返せば良いだろうと思いながら交差点を右折すると、料金所は既に撤去されていて普通の県道になっていた。通り抜けた感じでは「普通の田舎の県道」である。昭和の時代にあった「愛岐道路」(現在の県道15の瀬戸市鹿乗から多治見市平和町の区間)のような風光明媚な道であれば有料と言われても分からないでもないが、普通の田舎道で有料と言われると、正直言って「何で?」と思ってしまう。
 帰宅してから調べたら、小牧東インター有料道路は今年3月27日で無料開放されたんだそうな。
 行きに通った道をそのまま戻って15時半過ぎに無事自宅に到着。車外に出ると全身に纏わりつくような暑さに包まれて、思わず「うへぇ」と声を上げてしまった。メーターパネルの気温表示は34度。その暑さの中を、妻は早速買い物の為にスーパーへと自転車で出かけて行った。

 例年と違って今年は連泊だったが、「連泊でのんびりするのも良いなぁ」と思える旅だった。帰宅してからの暑さには閉口してしまうけれど、クーラーではない気温の低さというのは何物にも代えがたい魅力だ。
 今回はあえて撮影機材は一切持って行かなかった。持って行ったら撮影に没頭してしまって、のんびり過ごすなんてことは不可能だろうと考えたからだが、その予想は的中した。(笑)失職中といえども、普段はのんびり過ごすということは無く、何かしらやるべきことに追われているような状態。だから、のんびり過ごすというのがとても贅沢に感じられた。

 来年は子供が受験で今回のようにのんびりできるかどうかは分からないけれど、年に一回位は今回のような息抜きがあっても良いよなー、と思う。

(完)

夏涼しいカルペデイムへ(その2) [雑感]

前回からの続き)

 朝6時に一旦目が覚めたが、そのまま布団の中に居たらまた寝しまい、結局起きたのは8時過ぎ。(汗)既に陽はかなり高くなっている。外は清々しい。
カルペデイムから見える朝の踊場湿原
少ししたら朝食となる。
カルペデイムの朝食
昨夜たっぷり食べたのに、美味しくて朝から沢山食べてしまう。(笑)アフターはフルーツだ。
朝食後のデザートはフルーツ
そういえば、梨は今年初めて食べるなぁ。
 月曜日から子供が車山高原で合宿してて11時半に帰りのバスが出発するので、その時間までに迎えに行けば良い。それまではゆっくり過ごす。

 11時過ぎにカルペデイムを出て家族全員で車山高原に向かう。帰りのバスは大門峠を下って行くそうだが、せっかくビーナスラインまで来て何も見ずに帰るなんて、どうかしていると思う。
 合宿先のホテルに着いたら、バスが揃って出発するところだった。子供の荷物をトランクに放り込んで、来た道を戻る。途中、ドライブイン霧ヶ峰富士見台に寄って昼食を食べる。子供は色々食べていたが、中でもカレーパンが美味しいんだそうな。
# そういえば、パンの入っていた紙袋にも「絶品」って書いてあったな。
拙者は朝食をたっぷり食べてお腹が空かないので、何も食べなかった。数日前から体調を崩すほどではないけれど、どうも食欲が落ちている。暑さにやられたのかなぁ?食べる代わりにしばし景色を眺める。
霧ヶ峰富士見台からの眺め
遠景が霞んでいるけれど、夏の間はまぁこんなもんだねぇ。
遠景はやや霞んでいる
食べ終わったらカルペデイムに戻ってのんびり過ごす。
カルペデイムからの眺め
この景色はどれだけ見ていても不思議と見飽きない。
 時間はたっぷりあるので、本棚に並んでいた中から手に取って読んでみる。
美術選書 曼荼羅の世界
この本はあくまでも美術の視点から曼荼羅を見ているので、読んでいて「へっ?」と思う箇所があった。著者は仏教美術が専門らしいから仕方ないが、宗教の視点はあまり感じられず、殆ど知識の無い拙者が読んでいても「うーん...」となってしまう。結局前の方を数十ページ読んだだけで止めてしまった。外を見ると、相変わらず景色は奇麗だ。
カルペデイムから眺める景色
日が傾いてきているので、昼間とはちょっと印象が違う。
 次に手に取ったのも宗教関係だ。
密教経典・岩本裕
こちらは一般的な解説書だが、注釈が非常に多い上に、何故か離れたページに注釈がまとめられているので、とても読み難い。あまり読み進めないうちに夕食となる。
カルペデイムの夕食・魚料理
魚を食べ終わったら肉だ。
カルペデイムの夕食・肉料理
食後のデザートは食べ終わってから「あっ、しまった!撮影してないじゃん...。」(汗)
夕食後のデザートはアイスクリームだったが食べ終わってから撮影していないことに気が付いた
ちなみに、この器に入っていたのはバニラのアイスクリームだった。(笑)
 夕食の後は、いつものようにおしゃべりタイム。色んな分野に話が及ぶ。妻は22時過ぎにリタイヤして寝に行ったが、子供と拙者は23時半までしゃべっていた。
 寝る前に歯磨きしていると、部屋の明かりに引き寄せられた昆虫が沢山ガラスに寄ってくる。大半が見たことのない虫だ。

 さて、明日は帰るだけだから、朝はゆっくりでよい。でも、帰ったら暑いだろうなぁ...zzz

(続く)
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